JRや各線が集まる京都駅に直結するホテルグランヴィア京都内にある「和食 浮橋」。季節の食材を生かした多彩な和食を供するレストランとして、地元のお客様をはじめ観光客にも親しまれています。今回ご紹介する「海鮮ちらし寿司御膳」は、2023年11月よりスタートしたメニューです。

「海鮮ちらし寿司御膳」の献立内容は、2カ月ごとに変わります。この日の先附は、水菜を湯葉で巻いて、蟹とあられ野菜入りのあんをかけたひと品。彩りも美しく、水菜のシャキシャキとした食感としっとりとした湯葉、まろやかなあんがよく合います。

小鉢は季節の食材などを用いた3種が用意されます。写真は、胡麻豆腐、かぼちゃやいんげん豆など野菜を炊いたもの、菊菜と柿と六条麩（昆布出汁に醤油・みりんなどを加えて炊き込み、胡麻油で揚げた生麩）の白和え。留椀は、蟹を用いた真丈（しんじょう）に蔓菜（つるな）の葉や大黒しめじをあしらった清汁（すましじる）仕立て。椀種（お椀に入れる具）は時季によって、魚の酒蒸しや胡麻豆腐などに変わるそうです。

揚物は、海老とかぼちゃ、舞茸など季節の野菜3種をご用意。素材の持ち味を生かして薄衣でサクッと揚げてあり、軽やかに味わえます。蒸物の茶碗蒸しは百合根や銀杏入りで、仕上げに海老のそぼろあんをかけて供されます。

御膳のメインとなる「海鮮ちらし寿司」は、日替りで7種もの魚介や出汁巻き玉子などが彩りよく盛り込まれていて、とても華やか。京都・山城産の米・ヒノヒカリを使い、少し甘めに仕立てた関西風の酢飯に、胡麻や刻み海苔を合わせて風味よく。きゅうりをあしらうことで彩りも美しく、食感に変化を与えています。魚介は、まぐろや鯛、サーモン、いか、ハガツオなど、その日入荷したものを用いるため、日々内容が変わります。かぼちゃとレーズンを使った羊羹など季節の甘味で、食後の余韻をお楽しみください。

Photo/ Koichi Higashiya
Text/ Sawako Yamada

〈おすすめメニュー〉

「海鮮ちらし寿司御膳」5,500円
・先附
・小鉢
・蒸物
・揚物
・御飯（ちらし寿司）
・留椀
・甘味

※食材の入荷状況等により、メニューの内容が変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。

〈カード会員様特典〉

ドリンク（店指定）を1杯サービス

※5,500円以上のランチコースをご予約・ご注文の方限定（1名様より）

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●特典期間
2024年3月1日（金）→4月30日（火）

●営業時間
7：00～10：00
11：30～15：00（ラストオーダー14：00）
17：00～22：00（ラストオーダー21：00）

●定休日
無休

●電話受付時間
11：00～21：00

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