ソムリエが導く、ワインと料理のマリアージュ
横浜・北幸 アンサンセ
横浜駅西口ターミナルより歩いて約5分、オフィス街のビル地下1階にお店を構えるワインバー&レストラン「アンサンセ」。オーナーでソムリエの前根元さんが2002年にオープンさせたお店だ。「このお店の主役はワインです。自分がいいと信じるワインを気軽に楽しんでほしい、そんな思いからお店を始めました」と前根さん。約300本を数えるワインリストのうち、ブルゴーニュ、ボルドー、シャンパーニュのグランメゾンの品揃えはもちろんだが、特に前根さんがおすすめするのは、南フランス産の知られざる“価値あるワイン”。多数のワインがグラスでオーダーできるのも魅力だ。そんなワインをより楽しむことができるのが、料理とのマッチング。アラカルトはもちろん、コースでも味わえる。前根さんは、ワインを吟味するように、厳しいまなざしでその日にお客様に提供する食材を選ぶ。
野菜は、毎朝、自ら横浜市内の農家に直接顔を出し、その日に一番よいものを仕入れる。写真は、「お任せコース」の一品「20種類の野菜のバリエーション」。ホワイトアスパラ、京ニンジンをはじめ、ブロッコリー、タマネギなど20種類の野菜を使用。赤、黄、紫のニンジンは2時間かけてロースト、ブロッコリーは香ばしさを引き出すためにあぶり焼きに、タマネギはコンソメでじっくりと煮詰めるなど、素材それぞれに異なる調理法で仕上げた贅沢な一皿。ほかにも、メインにはフランスのシャラン産鴨肉のローストなど、正統派フレンチの味わいが続く。美酒に酔い、ワインと料理のマリアージュを心ゆくまで楽しみたい。
Photo/Akinori Maekawa
Text/HEARST FUJINGAHO
基本情報
記事更新/ 2012.3.19
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