「ブラッスリーコース」4,950円の一例。前菜、メイン、デザート「クレーム・ブリュレ」。メインは魚料理または肉料理をチョイス。食後の飲み物付き

ドレッシーな装飾やオープンキッチンの活気がアクセントを添える銀座店のコンセプトは「伝統とモダン」。大きな窓ガラスに囲まれた広々としたダイニングは、カジュアルでありながらも上品な雰囲気です。

エントランス前のダイニングとカウンター。店内にはカーテンで仕切られた個室（8～10席）もあり、計100席。2025年12月1日（月）～25日（木）のクリスマス期間中の席の利用は2時間制。銀座駅・有楽町駅から徒歩約4分

ランチで人気の「ブラッスリーコース」4,950円は、前菜、メイン、デザート、食後の飲み物の4品からなるコースです。前菜はポール・ボキューズのスペシャリテ3種の盛り合わせ。昔ながらのレシピで肉の食感を生かした「鴨のテリーヌ」や、脂ののったノルウェーサーモンをマリネして燻製にした「フレッシュサーモンのマリネ ディル風味」など、長年愛され続ける定番料理が楽しめます。

2025年12月1日（月）〜2026年1月31日（土）の期間中は、追加メニューとして人気の「季節のスープ」（660円）を、カード会員様にサービスいたします（除外日あり。詳細は記事内のカード会員様特典をご覧ください）。4,950円以上のランチコースをご予約の際に「タカシマヤのカード会員」である旨をお伝えいただき、滋味あふれるスープもお楽しみください。

前菜の一例「ポール・ボキューズのスペシャリテ3種盛」。左から時計回りに、鴨のテリーヌ、サーモンマリネ、ウフマヨ。サーモンのマリネの上には、レモンの寒天が添えられている

メインディッシュは、隔月替りの魚料理や肉料理など、４〜５種類からお好きな１品を選ぶことができます。「レストランひらまつ パリ」などで研鑚を積んだ料理長の鈴木啓太（すずき けいた）さんが素材を厳選し、モダンな表情に仕上げるメインディッシュは、付け合わせやソースに旬の食材を使った彩り豊かなプレゼンテーションも魅力的です。「骨付き仔羊とフォアグラのパイ包み焼き」（+5,500円）と「“ロッシーニ” 牛フィレ肉とフォアグラのソテー トリュフの香るペリゴールソース」（+5,500円）も、メインディッシュの選択肢として用意されています。

メインの一例「愛媛県産真鯛のポワレ 栗のカプチーノソース」。真鯛の下のソースはスープ・ド・ポワソンを煮詰めたもの。上のソースは栗のペーストと牛乳、塩、ヘーゼルナッツオイルで作ったカプチーノソース。真鯛にのっているのは、茹でたズッキーニとにんじんのみじん切りを塩とオリーブオイルで和えたもの

コースを締めくくるデザートの選択肢は3～４種類。おすすめはボキューズ氏の代表作であり定番の「“ムッシュ ポール・ボキューズ”のクレーム・ブリュレ」。表面のパリッとした食感を存分に楽しめるよう、あえて浅い器に入れて焼くのがボキューズ流です。現在は日本のポール・ボキューズでのみ提供しているこのクレーム・ブリュレ。バーナーで焼かれた表面のカソナード（きび砂糖）の香ばしさと、甘くなめらかなクリームの相性をお楽しみください。

デザートとして選べる「“ムッシュ ポール・ボキューズ”のクレーム・ブリュレ」

12月、1月は忘年会や新年会など、華やかな集いの機会が多くなる季節。本格的でありながら気軽な銀座のフレンチで、心弾む時間をお過ごしください。

料理長の鈴木啓太（すずき けいた）さん
1984年、埼玉県出身。ひらまつに入社後、都内やパリのレストランで研鑚を積む。2016年より「ブラッスリー ポール・ボキューズ 大丸東京」の料理長を8年務め、2024年5月、「ブラッスリー ポール・ボキューズ 銀座」の料理長に就任。“日々食材と向き合い一日一日ベストな料理を提供すること”をモットーに、ポール・ボキューズのフィロソフィーを体現している

Photo/Reiko Masutani
Text/ Megumi Komatsu