医食同源の広東料理を長年伝え続ける中華街の老舗
横浜・山下町 萬珍樓
横浜が開港してまだ間もない明治25年から医食同源の広東料理を伝えてきた中華街の老舗「萬珍樓」。安全で味のよい食材を選び、誠実に料理する姿勢にファンは多い。おすすめは、専門の職人が毎日丁寧に焼き上げる北京ダックを使用した「北京ダックビーフン」。スープを吸わせながら炒めるビーフンは香り高く、しっとりとしているのが特徴。ピーマン、もやし、黄ニラと彩り豊かな野菜が入り、全体の味を引き立てているのは“高菜の甘酢漬け”だ。油分が多い北京ダックも甘酢の酸味でさっぱり食べられる。専属ソムリエによる厳選されたワイン、萬珍樓オリジナル中国酒、そして専属パティシエがつくる充実のオリジナルデザートも見逃せない。
グランドメニューからは「大海老のマヨネーズからめ」(2,700円~)が人気。飲茶(ヤムチャ)をオーダースタイルで初めて中華街に紹介した「萬珍樓點心舗」も本店からすぐなので、ぜひこちらも訪れたい。
Photo/ Tetsuo Kitagawa
Text/ Erika Sugai
基本情報
記事更新/ 2014.9.1
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