バスク料理とワインで大人の口福を
東京・渋谷 アバスク イチャスエタメンディ
【旧店名】アバスク
スペインとの国境近く、フランスのバスク地方で働いていたシェフの和田直己さんが、休日に近所のビストロでよく食べていたのが、カスエラ(スペインの陶器皿)で出されるパエリア風炊き込みごはん。その一品へのオマージュが、「アバスク」の名物パエリア「鮮魚とポワレと魚介のパエリア」となった。浅いパエリア鍋ではなく通常の鍋で米を炊きあげるため、ごはんはことのほかふっくら。具材には魚介のほかに、チョリソーや赤ピーマンなど、バスクの味が満載だ。これをカスエラに移し、白身魚のポワレをドンとのせる。ジューシーな魚を崩しながらごはんとともに口に運べば、そのおいしさに顔がほころぶこと必至!
夜は、アラカルトから3品(前菜、メイン、タパスまたはデザート)を選べるプリフィックススタイルのコース(4,935円~)も人気。フランス、スペイン産をはじめ、珍しいバスク産のワインなど、ソムリエが選び抜いたワインとともに、素朴でやさしいバスクの味を楽しみたい。
Photo/ Kohei Nakamoto
Text/ Noriko Yokota
基本情報
記事更新/ 2011.9.20
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