アットホームな雰囲気で味わう、口福のスペイン料理
京都・寺町二条 スペイン海鮮料理 ラ マーサ
和食の聖地京都において、わざわざスペイン料理を食べにくる人が後を絶たないのが、1998年のオープン以来愛され続ける「ラ マーサ」。オーナーの木下清孝さんが、スペイン、マドリッドのマリスケリア(シーフードレストラン)で学んで、京都にオープンしたお店だ。常連はガラスケースに並んだ新鮮な魚介を選び、シェフにおまかせでタパス(小皿料理)にしてもらうという。締めはもちろん、パエリアで! 定番としておすすめなのが「鶏肉とうさぎ肉のパエリア」。炒めた肉のお焦げをこそげ取るようにしながら野菜ブイヨンを注ぎ、旨みと香ばしさたっぷりのスープで米を炊いていく。できあがったパエリアは、米がパラッとしているという最高のほめ言葉“Seco(セコ)”という状態に。
その日仕入れた新鮮な魚や、季節替わりの魚介のパエリアも人気で、春にはホウボウやイワシ、夏は真ハタや鱧、秋にはサンマ、冬にはアンコウなど多彩な海の幸がパエリアに。アットホームな雰囲気のバルスタイルの店内で、シェフの技を存分に味わいたい。
Photo/ Koichi Higashiya
Text/ Noriko Yokota
基本情報
記事更新/ 2011.9.20
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