呉服商の別邸として立てられた町家は京情緒あふれる佇まい

閑静な住宅街にのれんを掲げる「レストラン MOTOI」。中国料理とフランス料理の経験を積んだ前田 元シェフの料理には、自らが産地や生産者をたずねて吟味した季節のおいしい素材がちりばめられています。当プランのために仕立てた1皿を含む特別なランチコースをお楽しみください。

小さなお愉しみなど料理6品にデザート、小菓子、カフェを盛り込んだ特別なコース

中国料理の経験を持つ前田シェフは、蒸し餃子の生地でラビオリを作ったり、五香粉や紹興酒、ねぎ油などを使い、フランス料理の中に斬新な試みを取り入れています。隠し味に豆鼓（トウチ：黒豆を発酵させたもの）やみりんを用いた雲子（たらの白子）のムニエルなど、個性的な温前菜も楽しみ。

雲子（たらの白子）のムニエルにれんこんのリゾット、みりんを用いたソースを添えて（写真は一例）

「ランチは自然光が降りそそぐ空間で味わうことを意識し、野菜をふんだんに使った料理を心がけています」と前田シェフ。このプランのために通常はディナータイムでのみ提供する牛肉（経産牛）を使い、約50種もの季節野菜を盛り込んだ1皿をご用意。経産牛のサーロインは半月熟成させてあり、柔らかな肉は噛むほどにジューシーなうま味が広がります。

たっぷりの季節野菜に牛肉を添えた1皿はカード会員様限定（写真は一例）

「非日常の気分でゆっくり楽しんでいただけたら」とデザートは3品登場。和三盆のムースにマスカルポーネのアイスクリーム、洋なしを添えたものなど、季節ごとに内容が変わります。

食後の余韻を楽しむデザートは3品ご用意（写真は一例）

欄間や庭の灯籠、ちょうず鉢など日本の伝統的な美とスタイリッシュなデザインが共存する空間も魅力。季節ごとに表情を変える庭を眺めながら、ゆったりとした午餐のひとときをお楽しみください。

和と洋が共存するシンプルな空間が心地よい

ダイニングを囲み2つある庭は季節のうつろいを感じさせる

統括シェフ　前田 元（まえだ・もとい）さん
京都府出身。京都、東京のホテルで中国料理の経験を積んだ後、渡仏。帰国後、京都、大阪のフレンチレストランを経て、2012年「レストラン MOTOI」をオープン。「4月は春、初夏の走りの素材もそろそろ出てくる時期。旬のおいしい素材を使い、お皿から季節を感じていただける料理をご用意してお待ちしています」

Photo/ Katsuo Takashima
Text/ Sawako Yamada

〈美食百花 特別プラン〉

【開催期間】2019年3月1日（金）→4月30日（火・休）
【ご提供時間】12:00～15:00（最終入店13:00）
【ご優待】10,000円　※税・サービス料込

メニュー

・小さなお愉しみ
・お肉料理
・デザート3品
・ミニャルディーズ（小菓子）
・カフェ

※食材の入荷状況等により、メニューが変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。

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