2017年、銀座にオープンした「新広東菜 嘉禅」。スタイリッシュで上品な店内

料理人を志して10代で単身、中国・北京に渡り、以降シンガポールのホテルなどで研鑽を積んだ、簗田圭（やなだ・けい）シェフが独立。伝統的な広東料理の手法をベースに、油を控えた軽やかかつ多彩なアレンジの料理で、ランチタイムでも予約必須の人気店です。今回は会員様のために、通常ご提供する「フカヒレのスープ」にかえて、「フカヒレの姿煮」を組み込み、グレードアップしたコースをご用意しました。本プランで、ぜひシェフ自慢の味をゆっくりとご満喫ください。

前菜からデザートまで、全7皿で構成するランチコース（「北京ダック」は2名様分）

プリプリとした食感が心地よいブラックタイガーをマヨネーズとマンゴーのペーストでまとめたひと皿。ソースの甘みやコクに、ミントやライムが爽やかに香ります。

女性に人気の「海老のマンゴーマヨネーズソース～ライムとミントの香りを添えて～」

豚肉を食さない人が多いシンガポールでのシェフの修業経験をヒントに、スープにはアヒルや鶏、フォアグラなどを用いて、あっさりした軽やかながら複雑な味わいに仕上げています。

本プランの目玉である「フカヒレの姿煮」

多種の調味料をアヒル肉にじっくりと馴染ませて乾かし、ローストして仕上げる北京ダック。クリスピーな皮の部分を薄くスライスし、食べやすくカオヤーピン（北京ダックを包む皮）で包んだ状態でご提供します。

艶やかにパリッと焼き上げた「北京ダック」（写真は2名様分）

レストランの洗練された料理を味わっていただくことはもちろんですが、中国料理に魅せられたシェフがこだわるのは、伝統の家庭料理。こちらは、春雨やきのこ、鶏もも肉、なすをハムユイ（魚を塩漬けにし、発酵させたもの）や、にんにくにねぎ油、紹興酒、ガラスープを加えて煮込んだ香港のソウルフードです。

香港の素朴な家庭料理である「鶏もも肉となすの香港風土鍋煮込み」

シェフ　簗田圭（やなだ・けい）さん
「フカヒレのスープや北京ダック、香港の家庭料理など、私のキャリアを代表する料理を会員様のためにランチコースに凝縮して盛り込みました。中国料理ならではの繊細さや奥深く複雑な風味をお楽しみください」

Photo/ Akinori Maekawa
Text/ Chinatsu Kimura

〈美食百花 特別プラン〉

【期間】2019年11月1日（金）→12月29日（日）
【ご提供時間】ランチ平日11：30～15：00（ラストオーダー14:30）、土・日・祝日11：30～16：00（ラストオーダー15：30）
【料金】お一人様 5,500円　※税・サービス料込

コース内容
・前菜
・海老のマンゴーマヨネーズソース～ライムとミントの香りを添えて～
・フカヒレの姿煮
・北京ダック
・鶏もも肉となすの香港風土鍋煮込み
・担々麺
・デザート

※食材の入荷状況等により、メニュー内容が変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。

【ご予約・お問い合わせ】
TEL. 03-6264-5851（前日までに要予約）
●受付時間／10：00～22：00
●受付／2～10名様
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