美しい組子細工をあしらったエントランス。店内は安土桃山時代をコンセプトにした和モダンな空間

ウェスティンホテル大阪のメインダイニング「日本料理 はなの」。会席、寿司、天婦羅、鉄板焼のコーナーが独立し、それぞれの技を極めた料理人が腕を振るいます。今回は人気の「寿司 はなの」のにぎりをメインにした特別コースをご用意しました。

「寿司 はなの」の特別ランチコース。このほかにデザートをご用意

コースの初めに供される小鉢は「菊花かぶら」。飾り包丁で菊の花に見立てたかぶらは米を入れた昆布出汁で炊くことで、美しい白色に仕上がるのだそう。箸がスッと通るほどやわらかく、ジューシーな味わいにうっとり。

香りの良いゆず味噌でいただく「菊花かぶら」

とろりとまろやかな口当たりの茶碗蒸しは、松茸と車海老、三つ葉で彩りよく。松茸の香りや食感、海老の甘みが楽しめるひと品です。

あつあつの作りたてが供される季節の茶碗蒸し（写真はイメージ）

「寿司 はなの」では、近江米と2種の酢を合わせた純白のしゃりと赤酢のしゃりの2種類を使っています。今回の特別コースのにぎり5貫には、甘みが少なくあっさりとした赤酢と赤米（古代米）のしゃりをご用意。昆布締めの鯛、みなみまぐろの中トロ。自家製のいかすみ塩で味わう剣先いか。有馬山椒を添えた煮込み穴子はとろけるよう。八戸（はちのへ）のさばは締めてから皮目を炙り、自家製のゆず胡椒を添えて。カウンター席で食す場合は、さばにパリッとした海苔を巻いて守屋さんが手渡しする趣向も楽しみです。

ベテランの技が光る寿司は1貫ずつにぎりたてを提供

寿司をいただいた後のお口直しにはすだち蕎麦を。鰹と昆布、いりこの風味豊かな出汁でいただく蕎麦に薄切りのすだちがふんだんに添えられ、香りよくさっぱりとした味わいに癒やされます。

爽やかな香りのすだち蕎麦は冷・温よりお好みのものをご用意

「寿司 はなの」はカウンター８席。磨き上げられた檜のカウンター越し、リズミカルに寿司をにぎるベテラン・守屋さんの技にもご注目ください。カウンター席が満席になった場合は、テーブル席でのご案内になります。カウンター席をご希望の方にはお早めのご予約をおすすめします。

清々しい佇まいのカウンターで迎える「寿司 はなの」

寿司 料理長　守屋隆明（もりや・たかあき）さん
「11月、12月には、さばなどもしっかり脂が乗っておいしくなります。３種類の赤酢をブレンドしたのど越しのいいしゃりは、プチプチとした赤米の食感も好評です。この機会にぜひお楽しみください」

Photo/ Katsuo Takashima
Text/ Sawako Yamada

〈美食百花 特別プラン〉

【期間】2019年11月1日（金）→12月20日（金）
【ご提供時間】ランチ11：30～15：00（ラストオーダー14：00）
※単品の追加などは、ラストオーダー14:30まで可能
【料金】お一人様 5,800円　※税・サービス料込

コース内容
・小鉢
・茶碗蒸し
・にぎり寿司5貫
・蕎麦
・デザート

※食材の入荷状況等により、メニュー内容が変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。
※カウンター席が満席の場合は、テーブル席にご案内させていただきます。

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