古き良き時代と最新のドイツ料理を幅広く楽しむ
大阪・本町 ガストハウス44
店名のガストハウスとは、ドイツ語で2階に宿を併設した大衆酒場の意味。オーナーシェフの島田拓(しまだ・たく)さんは、音楽やアートを通してベルリンに興味を持ち、渡独。現地でベーコンやソーセージ、ハムなどの技術を学びながら、ドイツのおいしいものとの出合いを重ねました。「ドイツは近隣国のセレブを魅了する洗練されたレストランも多く、『ミシュランガイド ドイツ版』はフランスに続いて星が多いともいわれています」と島田さん。2006年にオープンしたこちらのお店では、ドイツの家庭料理など古き良き時代の素朴な味と最新の料理を紹介しています。
ドイツ料理の定番、ソーセージもこちらのお店ではすべて無添加の自家製です。パリッと食べごたえのある粗挽き焼きソーセージにはパンチの効いた粒マスタードを。ふんわりとやさしい味わいのミュンヘン風白ソーセージには相性の良いズースマスタード(甘いマスタード)をつけていただきます。たっぷり添えられたザウワークラウト(キャベツの漬物)ももちろん自家製。外がカリッと香ばしく、中はもっちりとした食感のドイツパン、プレッツェルにもよく合います。
南ドイツのショートパスタ、シュペッツレをクリーミーなソースで和え、赤ワインとハーブで煮込んだミンチを合わせた1皿は、もちもちとした手打ちパスタの食感と風味豊かなミンチがよく合います。イタリアのパスタとはひと味違う、初めて出合う素朴でユニークなパスタはここならではのお楽しみです。
栗の産地、熊本県の球磨(くま)村で獲れた野生の栗イノシシのローストは、秋冬におすすめのメインディッシュ。おいしい栗を食べて良い環境で育ったイノシシは、脂のつき方や大きさもほどよく、肉質も上等だといいます。ドイツ流に黒ビールでマリネすることで味がまろやかに、肉がやわらかく仕上がります。黒ビールと野菜の濃厚なソースは肉に負けない力強さ。酸味の効いた冷たいじゃがいものサラダときのこが添えられます。
「アラカルトは1皿のボリュームがしっかりあるので、おふたりでシェアしていただくとちょうどいい量になります。4名様ぐらいだと、いろいろな料理を少しずつ楽しんでいただけますよ」と島田さん。料理に合わせて楽しみたいワインは、島田さん自らが年に一度訪れるドイツで長年つきあいのあるワイナリーを訪ねてセレクト。グラス770円~、ボトル4,620円~。また、ドイツのビールも11種550円~ご用意しています。
Photo/ Koichi Higashiya
Text/ Sawako Yamada
〈おすすめメニュー〉
アラカルト(17:00~)
「自家製ソーセージ2種盛り合わせ ザウワークラウト添え」 1,630円
「プレッツェル」 440円
「ミンチの乗ったシュペッツレ」 1,850円
「栗イノシシのロースト」 3,520円
「じゃがいものオムレツ」 1,300円
「シュバイネハクセ(マリネした豚すね肉のロースト)」 3,410円
〈カード会員様特典〉
ディナータイム(17:00~23:00)に2名様以上でご予約の方に、デザート1品をサービス(1グループ16名様まで)◆特典期間
2019年10月18日(金)→11月17日(日)
※ご予約の際は「タカシマヤのカード会員」である旨をお伝えください。
※お支払いはタカシマヤのクレジットカードをご利用ください。
掲載日/2019.10.18
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