油小路通に面した京町家は朱色ののれんが目を引く

四川料理と上海料理を学んだベテランシェフ・遠藤浄（きよし）さんと有名ホテルで接客経験を積んだ支配人・佐藤幹夫さんが2015年にオープンした「町家四川 星月夜」。築100年の京町家で、洗練された新感覚の四川料理が味わえるレストランです。お昼の人気コース「豊楽（ほうらく）」に自家製点心を盛り込んだ特別なランチコースをご用意しました。

お店の人気メニューや旬の味覚が楽しめる特別コースより（写真は一例）

コースのスタートは六味前菜。蒸し鶏にピリッと辛みの効いた胡麻ソースをかける四川の伝統的な料理「棒棒鶏（バンバンジー）」。カリフラワーとねぎ山椒ソースを添える海老の塩水漬け。きゅうりを巻いた豚バラ肉を辛みと香りがあとを引くガーリックソースでいただくひと品、くらげの冷菜などが並びます。

辛さとやさしい味がとりどりに楽しめる六味前菜（写真は一例）

「四川料理の辛いものはしっかり辛みを効かせ、京都の野菜などは味わいを生かしてやさしい味に仕上げています」と遠藤シェフ。「海老の四川風チリソース」は、酸味・辛み・塩味がある漬け唐辛子や芽菜（ヤーサイ）という漬物など四川独特の食材を用いた本格的な一皿。複雑な辛さが海老の甘みを際立たせます。

「海老の四川風チリソース」など海鮮料理（写真は一例、2人分）

肉料理は、京都牛肉を野菜とともにオイスターソースで炒めたものなど。ゴーヤ、黄色にんじん、紅芯大根、ズッキーニ、新ごぼう、パプリカなど多彩な野菜の食感や味わいも楽しめます。コース全体に野菜をふんだんに使っているので「たくさん食べても胃に負担がかからない」と喜ばれるお客様も多いそう。

肉料理は「京都牛肉と旬野菜のオイスターソース炒め」など（写真は一例、2人分）

コースのメインは「気仙沼産ふかひれの姿煮込み」、食事にはシェフ自慢の「麻婆豆腐」とご飯を。豚ミンチのみでふんわり仕上げる「四川水餃子」などの自家製点心もご用意しています。本格的な辛さと香りを楽しむ四川料理と旬素材を味わうやさしい料理。変化に富んだ献立を心地よいおもてなしとともにご堪能ください。

京町家の風情に中華のセンスをあしらった空間。テーブル26席、個室1室（4～6席）

シェフの遠藤浄（えんどう・きよし）さん（左）と支配人の佐藤幹夫（さとう・みきお）さん
「坪庭があり、京都ならではの雰囲気が漂う町家の空間で、厳選した京都の食材や旬素材を生かす風味豊かな四川料理をお楽しみください」

Photo/ Koichi Higashiya
Text/ Sawako Yamada

〈美食百花 特別プラン〉

【開催期間】2019年8月1日（木）→9月30日（月）　※除外日／8月18日（日）→22日（木）
【ご提供時間】11:30～14:30（ラストオーダー13:00）
【料金】8,500円　※税・サービス料込

メニュー
・六味前菜
・気仙沼産フカヒレの姿煮込み
・海鮮料理
・自家製点心
・牛肉料理
・麻婆豆腐とご飯
・デザート盛り合わせ
・中国茶またはコーヒー
※食材の入荷状況などにより、メニュー内容が変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。

【ご予約・お問い合わせ】
TEL. 075-341-2510（前日までに要予約）
●受付時間／10:00～11:30、14:30～22:00
●受付人数／2～6名様
●定休日／火曜日、8月18日（日）→22日（木）、ほか不定休あり

※当プランのご案内はテーブル席のみとなります。
※ご予約の際は「タカシマヤのカード会員」である旨をお伝えください。
※お支払いはタカシマヤのクレジットカードをご利用ください。
※キャンセルのご連絡は前日までにお願い申しあげます。それ以降はキャンセル料が発生いたします。