自由闊達な楽しさある甲殻料理専門店
東京・四谷三丁目 うぶか
2012年5月に開店した、珍しい甲殻料理専門店。店主の加藤邦彦さんいわく「自分が好きだから」と、専門に掲げた理由も直球で潔い。加藤さんは京都やニュージーランドの和食店で修業したのち、オープン前の2年半は新宿の人気中華料理店「レンゲ」の厨房にも立っていた。その経験がすべて生きるメニューは、海老フライ、ウォッカ蒸しなどジャンルを横断する自由で楽しさのあるラインナップ。「和食と限定するのではなく、おいしいと思えば調理法も調味料もこだわりません。お客様が“どうやって作るんだろう?”“材料は何だろう?”と興味をもっていただける料理をお出ししたいと思っています」
メニューは月替わりのコースが2種類(5,800円と7,700円)。21時以降はコース内の料理をアラカルトで注文することも可能だ。タラバ蟹、毛蟹、車海老…旬の甲殻類を、季節の野菜とともに「メリハリとインパクトのある構成を心がけています」という。また、ニュージーランドでワイン好きになったという加藤さんならではのドリンクのリストにも注目。中国茶をはじめとしたお茶も充実していて、蟹の新たな魅力はもちろん、飲み物とのマリアージュも発見できる一軒だ。
Photo/Akinori Maekawa
Text/ Naoko Monzen
基本情報
記事更新/ 2012.12.18
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定休日 : 日曜、祝日