季節の口福が詰まったイタリアン
東京・北青山 リストランテ ホンダ
イタリアンの名店「アルポルト」で腕を磨いた本多哲也シェフが2004年にオープンした「リストランテ ホンダ」。四季折々の素材を、その持ち味を生かしたひと皿に仕立てることで人気の名店です。冬、楽しみに訪れる人が多いのが、シーズンを迎えた黒トリュフ。フランス産の香り高い黒トリュフと、とくに相性がよいのが、カルボナーラです。濃厚な卵を使い、甘みたっぷりに仕上げた同店のカルボナーラと、黒トリュフはお互いを引き立て合う組み合わせ。
冬には、牡蠣を使った前菜「昆布森産 牡蠣のアッラネーヴェ すだちの香り」も登場します。牡蠣を蒸し煮にしたときの煮汁をゼラチンと合わせたムースを、ふんわりと雪のように牡蠣にのせ、食用花を散らしました。「皿をキャンバスだと考えています」という、本多シェフらしい華やかな盛り付けです。 “雪”の下に隠れた、コンソメジュレでコーティングされた牡蠣は、ミルキーな味。
「宮崎尾崎牛ランプ肉のタリアータ 洋梨のモスタルダとともに」では、通常のタリアータと違い、あえて肉を厚切りにしています。本多シェフが惚れこんだ尾崎牛の赤身の味をしっかりと感じられる趣向で、噛むたびに肉本来の旨みが広がります。美味の数々を、肩の力を抜いて味わえることも、「リストランテ ホンダ」の大きな魅力です。美味を堪能し、大切な人や、気の合う仲間との会話も思わず弾む。そんな時間をお過ごしください。
Photo/ Akinori Maekawa
Text/ Ryoko Nakagawa
掲載日/ 2017.1.18
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