家紋である「くずしまんじ」を染め抜いたのれんを掲げる

1867年、金沢に誕生した旅籠「浅田」にルーツをもち、伝統ある加賀料理を今に伝える料亭。ホテル内に店を構える「日本橋浅田」は、朝食からランチ、ディナーまでシチュエーションに合わせて利用できるのも魅力です。近江町市場から直接仕入れる鮮魚が並ぶ造りや、おめでたい席で供するのが習わしという「小鯛姿唐蒸し」、加賀を代表する「治部煮（じぶに）」などの郷土料理も楽しめ、金沢の食の豊かさに思わず魅了されてしまいます。

「造り」（写真は一例）

焼八寸「小鯛姿唐蒸し」（写真は一例）

煮物「治部煮」（写真は一例）

Photo/Hiroaki Shinohara
Text/Chinatsu Kimura

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