お店は ANAクラウンプラザホテル大阪の2階に位置する

フランス料理界の重鎮、吉野建（よしの たてる）シェフがプロデュースするレストラン。「ミシュランガイド京都・大阪＋和歌山2022」で5年連続となる一つ星を獲得しました。料理長の坂本啓（さかもと けい）さんが、自身も味わいたいランチをテーマに、コースを考案。メインには魚と肉料理を据えています。絵画のように美しい品々で、美食のひとときをご満喫ください。

テーブルの間が緩やかに仕切られた居心地のいい店内。席数は51席。接待や記念日に利用できるプライベートルームも備えている

まずご紹介するのは、スペシャリテ「季節の野菜 モネの庭園をイメージして」です。フランスの画家・モネの庭園をイメージし、約45種類の野菜を皿の上に彩り豊かに盛り付けました。焼く、蒸す、揚げるなど、あらゆる調理法を駆使して、一つひとつの野菜の個性を引き出しているところがポイントです。中心に据えられた野菜、きのこ、鶏ムースの層や、にんじんのジュースをベースとした泡のソースが味のアクセントとなり、最後の一口まで飽きずに野菜を味わえる一品です。

「季節の野菜 モネの庭園をイメージして」（写真は一例）

「真鯛のグリエ」は、クラシカルなフランスの郷土料理「マリニエール」（ムール貝などをワインで蒸し、バターを加えた魚介料理）をアレンジした一皿です。淡白な真鯛が貝出汁と相まって、上品かつふくよかな味わいに仕上がっています。季節の野菜が添えられ、見た目も洗練されています。

「真鯛のグリエ ソースマリニエール」（写真は一例）

肉料理は仔羊肉をローストし、仔羊のエキスをソースにしました。鞍下肉はやわらかく臭みの少ないのが特徴です。ソースや付け合わせには、季節の野菜を配してご提供します。

「仔羊のロースト」（写真は一例）

デザートには、驚きのある一皿を。鮮やかなピンク色をした飴玉の中には、カスタードクリームといちごのソースが閉じ込められています。ピスタチオのアイスクリームの下にはクランチ状の実が隠れており、食感も楽しめます。

「赤いシュルプリーズ」（写真は一例）

料理長の坂本啓さん
「今回のコースは、魚料理、肉料理ともに通常よりもグレードの高い食材を使用しており、大変お得なコース料理となっています。野菜も多く含まれているので、健康を気にされている方にもおすすめです。『メゾン タテル ヨシノ』のエッセンスがたっぷり詰まったこのコースは、限定だからこそ提供できる内容で、私自身も利用したいと思いながら構成しました。初めてのお客様にも、常連のお客様にも味わっていただけたら嬉しいです」

Photo/ Makoto Ito
Text/ Ai Kiyabu

〈美食百花 特別プラン〉

【期間】2022年3月1日（火）→4月30日（土）
※3月18日（金）まで休業しています
【ご提供時間】ランチ11：30～14：30（ラストオーダー13：30）
【料金】お一人様9,000円　※税・サービス料込

コース内容
・食前のお愉しみ3種
・アミューズブーシュ
・魚介のコンソメ
・季節の野菜 モネの庭園をイメージして
・真鯛のグリエ ソースマリニエール
・仔羊のロースト
・赤いシュルプリーズ
・オーガニックコーヒーと小菓子

※ご提供時期によって、コースの構成が変更になる場合がございます。詳細は予約時にご確認ください。

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