アクセス抜群の商業施設内にありながら、落ち着いた店構え

職人の仕事ぶりを間近に楽しめるカウンター席のほか、個室も備える

京都に本店を構える日本料理の名店。旬の食材を丁寧な職人技で仕上げる、美しく繊細な料理が人気です。本プランでは、多彩な海鮮や野菜をたっぷり盛り込んだ彩りも鮮やかな「京ちらし」を中心に、植物が色彩を増す春への季節の移ろいを素材で巧みに表現したコースをご用意。鯛を使ってグレードアップした白味噌のお椀もプラスしました。ぜひ、繊細な京料理の世界をじっくりご堪能ください。

海老や穴子、帆立、まぐろ、鯛などの海鮮に、季節の野菜を彩り豊かに盛り込んだ、同店の看板メニュー「京ちらし」。たけのこやスナップえんどうの食感も魅力的です。具材の豪華さはもちろんですが、炊いた椎茸や白胡麻を混ぜた酢飯のおいしさも好評だといいます。この日登場したおばんざいは、胡麻豆腐と汲み上げ湯葉、鶏肉の南蛮漬け、ポテトサラダ。手をかけた多彩な風味を少量ずつ味わえる、楽しい趣向です。さらに、天ぷらやなめらかな舌触りで出汁が上品に香る茶わん蒸しもご用意しています。

右上から時計回りに、「天ぷら」「おばんざい」「京ちらし」「茶わん蒸し」（写真は一例）

盛り付けの美しさでも目を楽しませてくれる「八寸」。今回は春らしく、蛤を器にしてご提供します。写真右上から、蛤の黄身酢和え、たけのこの木の芽和え、鴨肉のロースト赤飯。ふっくらとした蛤のうま味に春の素材の香りをご堪能ください。

春らしい素材を繊細に盛り込んだ「八寸」（写真は一例）

ひな祭りや進学、就職などお祝い事が多い季節のために、本プランでは特別に「お椀」もグレードアップし、鯛を使用しました。まぐろ節と利尻昆布で丁寧に引いた出汁をベースにし、やさしい甘みとコクが特徴の白味噌で仕立てた一品。白味噌を使うのは、京料理ならでは。東京にいながら、京都を旅する気分を味わっていただけることでしょう。

「お椀」（写真は一例）

特別ランチコースの締めくくりは、香り高い抹茶と食べやすいサイズのかわいらしいいちご大福。いちごの甘酸っぱさに餡、ふっくらやわらかな餅のバランスが抜群で、さっぱりといただくことができます。

「デザート」（写真は一例）

副料理長でソムリエの飯塚崇（いいづか たかし）さん
「春は、植物が鮮やかさを増し、食材も豊かになる季節。そんな季節の移ろいを味わいだけでなくビジュアルでも感じていただけるようなコースを特別にご用意いたしました。店自慢の京ちらしのほか、鯛を使用した白味噌仕立てのお椀も組み込んで、京料理らしさをお伝えしたいと思っております。ご家族のお祝い事はもちろん、お買い物の合間などに足をお運びいただけたら幸いです」

Photo/ Ryoichi Yamashita
Text/ Chinatsu Kimura

〈美食百花 特別プラン〉

【期間】2022年3月1日（火）→4月30日（土）
【ご提供時間】ランチ11：00～15：00（ラストオーダー14：00）
【ご料金】お一人様6,500円　※税・サービス料込

コース内容
・京ちらし
・天ぷら
・おばんざい
・茶わん蒸し
・八寸
・お椀
・デザート

※食材の入荷状況等により、メニューが変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。

【ご予約・お問い合わせ】
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