この味が食べたい! ファンの多い逸品 玉ねぎの甘みをギュッと凝縮させた味わい深い「オニオングラタンスープ」
大阪・桜ノ宮 カジュアルレストラン「カフェ クベール」
2021年、開業25周年を迎えた帝国ホテル 大阪。2018年にリニューアルオープンした2階のカジュアルレストラン「カフェ クベール」は、帝国ホテルが培ってきた伝統的な洋食メニューや人気のパフェなどが楽しめるオールデイダイニングです。店名の「クベール」はフランス語で、食卓に欠かせないフォークやナイフ、スプーンなどの総称。「お客様の大切なお食事の時間に欠かせない存在でありたい」という思いが込められているそうです。
歴史ある洋食メニューのひとつ、「オニオングラタンスープ」はファンの多い一品。熱々の状態が長く続くよう、南部鉄で作られた小鍋で登場。北海道産をメインにした玉ねぎを1時間以上じっくりと丁寧に炒め続けて、ぐっと甘みを引き出しています。「玉ねぎを炒める時間や状態は経験を積みながら感覚で覚えていくものです。正解がないため、とても難しいですね」とシェフの沼田堅二朗(ぬまた けんじろう)さん。
ほどよいキツネ色になったところで、コンソメスープとチキンブイヨンを加えて味を調えながら煮込みます。「コンソメスープを加えることで味わいにコクと深みが増します」と沼田シェフ。小鍋に入れて、バゲットとグリュイエールチーズをのせてサラマンダーで焼き目をつけ、オーブンでしっかりと火を入れます。とろりと溶けたチーズが香ばしく、2種類のスープのうま味と玉ねぎの甘みがあいまって、食欲をそそります。
カジュアルレストラン「カフェ クベール」のオープンにともない、オリジナルメニューとして登場した「牛フィレ肉と十穀米のテリヤキステーキピラフ」もおすすめの一品。十穀米と白米を合わせて炊いたバターライスにきのこのソテー、にんにくチップ、刻み海苔をのせ、ゆっくりと火入れした牛フィレ肉のステーキを盛り付け、白髪ねぎと大葉をたっぷり添えて供します。テリヤキ風味をまとったやわらかな牛肉は、わさびでいただくと和風であっさり。帝国ホテルに伝わるレシピで作られたピクルスを合わせると塩味と酸味がキリッと引き立ち、味に変化が生まれます。
1953年、旧帝国ホテル本館(通称:ライト館/東京・日比谷)にあった「ガーデンバー」で誕生し、場所が変わっても世代を超えて愛され続ける名物メニュー「インペリアルパンケーキ」も代々継承するレシピで作られています。きれいに焼き上げるために日々手入れを欠かさない、厚さ3センチの特別あつらえの鉄板を使用。独自の配合で仕立てる生地はそのつど合わせたものを使い、火加減を微妙に調整しながら焼き上げます。ふんわりと香りよく、口にするとしっとり軽やかな食感のパンケーキはそのままでもほんのりと甘みが感じられ、頬がゆるみます。お好みでホイップバターやメイプルシロップを合わせてお楽しみください。
Photo/ Koichi Higashiya
Text/ Sawako Yamada
〈おすすめメニュー〉
「オニオングラタンスープ」1,375円「牛フィレ肉と十穀米のテリヤキステーキピラフ」2,695円
「インペリアルパンケーキ いちご添え」1,705円
※すべて税・サービス料込
※食材の入荷状況等により、メニューが変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。
〈カード会員様特典〉
ソフトドリンク(店指定)を1杯サービス※ランチタイムにご予約のうえ、料理をご注文された方に限ります。
※1名様より
◆特典期間
2022年2月1日(火)→3月15日(火)
除外日/特別催事期間
◆営業時間
平日ランチ11:00~14:00(ラストオーダー)、ディナー17:00~21:00(ラストオーダー)
土・日・祝日11:00~21:00(ラストオーダー)
◆定休日
無休
※ご予約の際は「タカシマヤのカード会員」である旨をお伝えください。
※お支払いはタカシマヤのクレジットカードをご利用ください。
※キャンセル料発生期間につきましては、店舗にお問い合わせください。
※諸事情により、内容や営業時間が予告なく変更になる場合がございます。最新の情報につきましては、公式ホームページにてご確認いただきますようお願い申しあげます。
カジュアルレストラン「カフェ クベール」
TEL.06-6881-4885(要予約)
大阪府大阪市北区天満橋1-8-50 帝国ホテル 大阪 2階
https://www.imperialhotel.co.jp/j/osaka/restaurant/couvert/
掲載日/2022.1.18
※表示価格は税・サービス料込です。