都心の風景が一望できる、開放的な雰囲気の店内

地上50メートルから都心の風景を一望できる展望レストランが、2021年9月にリニューアル。1922年に創業した「東京會舘」が誇る伝統的なフランス料理がいただけます。本コースでは、看板料理である「オニオングラタンスープ」や「ビーフシチュー」など、寒い時期にうれしい熱々の料理で会員様をおもてなしいたします。装いも新たに生まれ変わった店内で、優雅なランチタイムをお過ごしください。

ランチコースのスタートは、「オードヴルヴァリエ」。繊細で美しい盛り付けに、期待感が高まります。この日は写真右上から時計回りに、かぼちゃのムース、伊達鶏（だてどり）のテリーヌ、きのこやほうれん草のキッシュに季節の野菜を添えたものが登場しました。日替わりなので、内容は当日のお楽しみです。

「オードヴルヴァリエ」（写真は一例）

こちらは、東京會舘伝統の「オニオングラタンスープ」。じっくりあめ色になるまで炒めた玉ねぎに、コンソメとチキンブイヨンを合わせ、エダムチーズとともに。一見シンプルなようで手の込んだひと皿は、この味を求めて長年通うお客様が多い看板料理。時間をかけて丁寧に作るブイヨンは、コクが深く上品な風味です。

「オニオングラタンスープ」（写真は一例）

そして、メインディッシュは「ビーフシチュー」。こちらも東京會舘を代表する、伝統の味です。ベースとなるブイヨンは、玉ねぎやにんじん、セロリなどの香味野菜、にんにく、ローリエを炒めてチキンとともに約3時間煮込みます。お肉は、肩ロースの一部であるザブトンを使用。炒めて、ブランデーや白ワイン、トマトペーストとともに煮てソースに。ブイヨンから、計約6時間もかけて作られる贅沢な味わい。隠し味に、甘みとコクのある八丁味噌を少々プラスしているそう。寒い時期に熱々をいただけるのも、うれしい趣向です。

「ビーフシチュー」（写真は一例）

デザートは、「パフェ マロンシャンテリー」。こちらは、東京會舘人気のデザート「マロンシャンテリー」をアレンジし、ミニパフェに仕立てた銀座スカイラウンジ限定のひと品。ラズベリーソースや生クリーム、シュトロイゼル（小麦粉、バター、砂糖などで作る焼き菓子）、キャラメルソース、栗のそぼろなど多彩な味が層になっています。この層の美しさは若い女性にも人気で、テーブルに運ばれた瞬間歓声が上がるといいます。

「パフェ マロンシャンテリー」（写真は一例）

調理長の笠原滋（かさはら しげる）さん
「2021年9月のリニューアルを機に、東京會舘本店の味をこちらでも多く楽しんでいただけるようにしました。今回は、長く受け継がれたレシピによる、お店を代表する看板メニューを中心に、特別なランチコースを組み立てています。オニオングラタンスープやビーフシチューなど、寒い時期に熱々のお料理を召し上がって、ぜひ優雅なランチタイムをお過ごしください」

Photo/ Ryoichi Yamashita
Text/ Chinatsu Kimura

〈美食百花 特別プラン〉

【期間】2022年1月5日（水）→2月28日（月）
【ご提供時間】ランチ11:30～15:00（ラストオーダー14:00）
【料金】お一人様6,500円　※税・サービス料込

コース内容
・グラスシャンパーニュ（ノンアルコールに変更可）
・オードヴルヴァリエ
・オニオングラタンスープ
・ビーフシチュー
・パフェ マロンシャンテリー
・食後のお飲み物（コーヒーまたは紅茶）

※食材の入荷状況等により、メニューが変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。

【ご予約・お問い合わせ】
TEL. 050-3187-8713（前日までに要予約）
●受付時間／10:00～20:00
●受付人数／2～10名様
●定休日／2021年12月30日（木）→2022年1月1日（土・祝）予定

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