【美食百花 特別プラン】 五感に響く新感覚の中国料理を楽しむ話題のレストラン特別ランチコース
<カード会員様オリジナルメニュー>
大阪・西天満 シーフ
1946年創業の「ビーフン東(あずま)」の3代目・東 浩司(あずま こうじ)さんが、2011年にオープンした「シーフ」。店名の「Chi-Fu」は、Chinois-Fume(中国の香気)、Chinese Futurism(中国の未来形)を意味しています。郷土料理や宮廷料理など伝統的な中国料理を現代のセンスと技術でアレンジした新感覚の料理で注目されるレストランです。東シェフはソムリエの資格も持っており、ワインをはじめとする多彩なお酒と現在進行形のスタイリッシュな中国料理のコンビネーションを展開しています。
今回は、愛らしい「前菜盛り合わせ」や北京ダックを精進風に仕立てた名物メニュー「季節野菜のクレープ」、滋味豊かなスープなど、スタイリッシュな美味をちりばめた特別なランチコースをご用意しました。コースの内容や構成、品数は時期によって変わるため、お店を訪れてからのお楽しみ。メニューの一例をご紹介します。
円形の飾り棚にひとくちサイズの品々を盛り付けた「前菜盛り合わせ」は、そのかわいらしさが笑みを誘います。伝助穴子の一夜干しを揚げて、甘酢に漬けた錦糸うり(そうめんかぼちゃ)、セロリのパウダー、発酵唐辛子を添えたものは食感がユニーク。青みかんとコリアンダー、フェンネルを入れた塩水に鶏のもも肉を漬けた1品は、柑橘の風味が爽やかで食欲をそそります。揚げた蓮根餅に地辛子と花をあしらったものは、もっちりとした歯ざわりが楽しめます。もう1品は、八角や紹興酒、醤油、酒で煮たいわしと炙ったいわし、鮮やかな大葉のピューレを合わせ、セントジョーンズワート(ハーブの一種)を添えたもの。
そして、昼夜のすべてのコースで供される定番メニュー「季節野菜のクレープ」。この日は、生地にかぼちゃを使い、揚げた賀茂なすや湯葉、白髪ねぎと九条ねぎをたっぷりと添えて。ほんのり甘みを感じる生地には、甘みとコクがある味噌・甜麺醤(テンメンジャン)とキンモクセイのシロップ漬けを合わせた醤(調味料)が塗ってあり、北京ダックのようにくるりと巻いていただく趣向。肉類を一切使わず、野菜の風味や食感を生かしたヘルシーな1皿です。
ガラスポットで登場するのは、低温で乾燥させたえのき茸を鶏の出汁で煮出したスープ。器にはローストしたかぶ、ピリッときいた辛みと独特の香りを持つマスタードオイル、豆豉(トウチ)が盛り付けられています。まず、テーブルにポットを運んでお客様にお見せしてから、器に熱々のスープを注いで仕上げるパフォーマンスも楽しみ。濃厚なきのこのうま味がギュッと凝縮されたスープにシャンツァイを少し加えることで、あとくちに爽やかな香気が漂います。
いちじくの葉をあしらったメインディッシュは「シャラン鴨のロースト」。80℃で3時間かけてゆっくりと焼き上げた鴨肉は絶妙な焼き加減、四川山椒や胡麻を貼り付けて食感を楽しくし、甘酢のソースを添えています。付け合わせは、なすといちじく。フランスを代表する鴨の王様、シャラン鴨はジューシーでしっとりとした肉質、うま味も濃くて食べごたえがあります。
Photo/ Katsuo Takashima
Text/ Sawako Yamada
〈美食百花 特別プラン〉
【期間】2022年1月7日(金)→2月26日(土)
【ご提供時間】ランチ11:30~13:30(ラストオーダー、12:30最終入店)
【ご料金】お一人様12,100円 ※税・サービス料込
コース内容
・ひとくちスープ
・前菜盛り合わせ
・季節野菜のクレープ
・スープ
・温前菜
・魚料理
・肉料理
・中華ちまきと麺
・デザート2品
・小菓子
・中国茶など食後のお飲み物
※ご提供時期によって、コースの品数や構成が変更になる場合がございます。
※食材の入荷状況等により、メニューが変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。
【ご予約・お問い合わせ】
TEL.06-6940-0317(2日前までに要予約)
●受付時間/10:00~21:00
●受付人数/1~10名様
●定休日/日曜日、月曜日のランチタイム、2021年12月30日(木)→2022年1月6日(木)
※ご予約の際は「タカシマヤのカード会員」である旨をお伝えください。
※お支払いの際はタカシマヤのクレジットカードをご利用ください。
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掲載日/2021.12.20
※表示価格は税・サービス料込です。