「伝統的なイタリア料理への回帰」をモットーとする「アルヴァ」は、アマン東京のメインダイニングです。本場の伝統にのっとったリゾットは、かつてイタリアの米どころヴェネツィアで活躍した平木正和（ひらき まさかず）料理長ならでは。ランチタイムは、前菜、サラダ、リゾットまたはパスタとドルチェを楽しめるコース「収穫」（5,700円）が人気です。

前菜の「シェフからのおもてなし」は、真鯛を包んだナポリの揚げピザ「ゼッポリーニ」と、ポレンタのチップととうもろこしの新芽をのせた「ピュアホワイトコーンの冷製スープ」、イタリアンカラーの「トマトクラッカー」の盛り合わせです。トマトを練り込んだ生地をふっくらと焼き上げたクラッカーのトッピングは、セミドライトマトやゴルゴンゾーラチーズのムース、バジルシードなど。ピザを思わせる味のバランスが親しみやすく、定番人気の一品です（内容は仕入れ状況により変更となる可能性あり）。

コースの2品目は、ほのかに甘くほろ苦く、みずみずしい食感をもつイタリア野菜「カステルフランコ」のサラダです。「カステルフランコ」の持ち味を引き立てる脇役は、香りのよい、りんごのスライスとくるみのロースト。その上にはまろやかなコクと塩気のあるゴルゴンゾーラチーズのドレッシングが、円を描くようにかけられています。

「アルヴァ」のリゾットは、イタリアのカルナローリ米を野菜の出汁で炊く本場のスタイル。かつてヴェネツィアの５つ星ホテルで料理長を務めていた平木料理長はリゾットへの造詣が深く、「北イタリアでは、秋はかぼちゃ、冬はラディッキオ、春はグリーンアスパラガスを使ったリゾットをよく食べるんですよ」と教えてくれました。

「アルヴァ」の今秋のリゾットは、バターナッツかぼちゃとともに炊いたリゾットに山梨県産名水赤鶏のローストをのせ、削りたてのパルミジャーノ・レッジャーノをふったもの。やわらかなチキンとリゾットの間にはバターナッツかぼちゃのピュレが挟まれています。「一口目はチーズの風味を強く感じると思いますが、二口目からはバターナッツかぼちゃの味が出てきます。味の変化もお楽しみください」（平木料理長）。

食後には淹れたてのコーヒーまたは紅茶とともに、ローストしたヘーゼルナッツのピュレを挟んだメレンゲとチョコレートが供されます。ラグジュアリーホテルのメインダイニングで都心を一望しながら、優雅な時間をお楽しみください。

Photo/Reiko Masutani
Text/ Megumi Komatsu

〈おすすめメニュー〉

ランチコース「収穫」5,700円 　※税・サービス料込
・シェフからのおもてなし
・カステルフランコと季節の果物のインサラータ ゴルゴンゾーラと胡桃
・リゾット バターナッツ南瓜と山梨県産名水赤鶏
※「スパゲッティ 雲丹とマグロのカラスミ」への変更も可能（プラス2,530円）
・小菓子、コーヒーまたは紅茶

※食材の入荷状況等により、メニューが変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。

〈カード会員様特典〉

ドリンク（店指定）を１杯サービス
※ランチコースをご予約のうえ、ご注文の方に限ります。※1名様より

◆特典期間
2021年10月1日（金）→11月29日（月）

※ご予約の際は「タカシマヤのカード会員」である旨をお伝えください。
※お支払いはタカシマヤのクレジットカードをご利用ください。
※キャンセル料発生期間につきましては、店舗にお問い合わせください。
※諸事情により、内容や営業時間が予告なく変更となる場合がございます。最新の情報につきましては、お電話にてご確認いただきますようお願い申しあげます。
※ほかの特典との併用はできません。

◆営業時間
ランチ11：30～14：00（ラストオーダー）
ディナー17：00～20：00（ラストオーダー コース18：00、アラカルト19：00）

◆定休日
火・水曜日


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