朗らかな人柄で、メディアでも活躍中の落合務（おちあい つとむ）シェフ。イタリアで研鑽を積み、素材をストレートに生かした料理と活気ある現地の雰囲気を伝えたいとの思いから、1997年に同店をオープンしました。本プランでは、ボリューム満点の前菜盛り合わせに看板メニューである「新鮮な雲丹のスパゲッティ」を含むパスタ2種、魚・肉料理など、人気店自慢の味が揃ったランチが登場します。本場さながらのダイナミックなメニューをぜひお楽しみください。

最初に登場するのは、「季節の前菜盛り合わせ」。玉ねぎとじゃがいものヴィシソワーズ（冷製スープ）にレバームース、カプレーゼ、いかのアラビアータ、カポナータ、パルマ産生ハムなど、10種のお料理が並びます。旬の素材のうま味をストレートに生かした多様な味わいが味わえるため、初めてのお客様から常連のお客様までが、まずはオーダーするという人気メニューです。

「季節の前菜盛り合わせ」（写真は一例）

暑い季節に心地よく味わえる、冷製パスタ。凝縮した甘みを持つフルーツトマトのうま味を主役に据えています。湯むきしたトマトにオリーブオイルやヴィネガーの酸味、はちみつのコクをプラス。バジルのさわやかさがアクセントとなり、食欲をそそられます。

「フルーツトマトの冷製カッペリーニ」（写真は一例）

同店開業前から落合シェフのもとで修業を積み、現在その味を受け継いで総料理長を務める成田直己（なりた なおき）さんが、「これぞうちの看板メニュー！」と話すのが、スペシャリテである「新鮮な雲丹のスパゲッティ」。アンチョビのペーストやガーリックオイル、生クリームを煮詰めて仕上げに雲丹を加えたソースが大好評です。磯の香りとコクがパスタに絡む逸品。濃厚なうま味を持ちながら、食後感が重くないのは、雲丹の鮮度がポイントだといいます。

「新鮮な雲丹のスパゲッティ」（写真は一例）

本プランでは、パスタ２種に加え、メインも魚と肉の２種をご用意します。この日は、目鯛のグリルにずわい蟹と長ねぎのソース。ふっくら焼きあがった目鯛に、あさりの出汁を使ったソースと長ねぎの甘みがやわらかく寄り添う、やさしい味わいです。

「魚料理」（写真は一例）

肉料理は、牛肉を2種の調理法で仕上げたひと皿。写真右は、ホホ肉。時間をかけてたっぷりの赤ワインで煮込むことにより、やわらかく口中でとろける食感が魅力的です。左は、ロース肉のタリアータ（塊で焼いた肉をスライスした料理）。噛むごとに口中にあふれる脂の甘みと赤身のうま味に、香り高い黒トリュフのソースが絶妙にマッチします。

「牛ホホ肉の赤ワイン煮込み＆牛ロースのタリアータ 黒トリュフのソース」（写真は一例）

オーナーシェフ　落合務（おちあい つとむ）さん
「今回は、うちの看板料理である『新鮮な雲丹のスパゲッティ』を含む、パスタとメインをそれぞれ2種類組み込んだ特別なランチをご用意しました。初めての方はもちろん、常連の方にも喜んでいただける内容になっております。ぜひ、この機会に足をお運びください」

Photo/ Hiroaki Shinohara（Food）
Text/ Chinatsu Kimura

〈美食百花 特別プラン〉

【期間】2021年8月3日（火）→9月30日（木）※平日限定
【ご提供時間】ランチ11：30～15：00（ラストオーダー13：00）
【料金】お一人様8,000円　※税・サービス料込

コース内容
・季節の前菜盛り合わせ（10品）
・フルーツトマトの冷製カッペリーニ
・新鮮な雲丹のスパゲッティ
・魚料理
・牛ホホ肉の赤ワイン煮込み＆牛ロースのタリアータ 黒トリュフのソース
・デザート
・コーヒーまたは紅茶

※食材の入荷状況等により、メニューが変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。

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