カウンターをメインに、個室も備える。家族連れや接待利用も多いという

2013年、銀座・歌舞伎座近くにオープンした江戸前寿司の人気店。系列店と一括で仕入れを行うことによって、上質な素材をより手ごろな価格でご提供できるのが最大の強みです。今回は、本まぐろ中トロを含む握りをメインにバラちらしや天ぷら、蛤のお椀など、少量ずつ多種のお料理が味わえるランチコースをご提案します。職人の技が光る端正な品々をじっくりとお楽しみください。

写真は上から時計回りに、クリームチーズの粕漬、子持ち昆布、中央はたこのやわらか煮。気仙沼産のフカヒレを和風出汁に漬け込んだひと品や、酒蒸しして醤油で味付けしたシッタカ貝など、多彩な風味を味わえる「前菜」です。

「前菜」（写真は一例）

続いて登場するのが、「ミニバラちらし」。まぐろや白身魚、いかげそ、イクラなどの海鮮素材を使用。また、甘辛く煮付けたかんぴょうと椎茸、卵焼きなど専門店ならではの味も盛り込んでいます。食べ進めるほどに、それぞれの風味と赤酢を使ったシャリが口中で豊かに混ざり合う、楽しいひと品です。

「ミニバラちらし」（写真は一例）

変化のある内容でお客様に満足してほしいとの考えから、今回は天ぷらもご用意しています。写真は、海老と鱚（きす）、うるいとミニトマト。野菜や旬のものを使用するため、内容は当日のお楽しみ。こちらは、シンプルに塩で味わっていただく趣向です。

「天ぷら」（写真は一例）

クライマックスはもちろん、鮮度抜群の素材に丁寧な職人の技が施された、江戸前の握りです。上左から、本まぐろ中トロ、金目鯛、こはだ、穴子、下左からホッキ貝、雲丹の軍艦。本まぐろは、系列店と一括で豪快に１本丸ごと仕入れることから、上質なものをリーズナブルな価格でご提供することができ、お客様に特に好評だといいます。添えてあるのは、カステラ玉子。海老と白身魚をなめらかになるまですり鉢であたり、卵とともに裏ごし。遠火で１時間ほどかけて焼き上げるという手の込んだ作りになっています。

「鮨」（写真は一例）

店長　名嘉一哲（なか・いってつ）さん
「会員の皆様に足を運んでいただける、貴重な機会。少しずつ多種のお料理を楽しんでいただきたいと考え、本プランだけの『おまかせ懐石』をイメージした、特別なコースを構成しました。ぜひ、優雅なランチタイムをお過ごしください」

Photo/ Hiroaki Shinohara
Text/ Chinatsu Kimura

〈美食百花 特別プラン〉

【期間】2021年6月1日（火）→7月31日（土）
【ご提供時間】ランチ11：30～14：30（ラストオーダー13：30）
【料金】お一人様7,800円　※税・サービス料込

コース内容
・ウェルカムドリンク（生ビールまたはソフトドリンク）
・前菜
・ミニバラちらし
・天ぷら（海老、鱚、季節の野菜2品）
・鮨
・止椀（蛤吸）
・水菓子

※食材の入荷状況等により、メニューが変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。

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●受付時間／10：00～22：00
●受付人数／1～10名様
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