この味が食べたい! ファンの多い逸品華やかな彩りに心ときめく、京ちらし膳
東京・六本木 宮川町 水簾 東京ミッドタウン店
「宮川町 水簾」は、2012年に京都・宮川町で創業した日本料理店。酢飯に四季折々のさまざまな具材を散らした「ちらし寿司」は、東京ミッドタウン店のランチでのみ楽しめる名物料理です。
「宮川町 水簾 東京ミッドタウン店」のランチには、「ちらし寿司」を含むメニューが数種類あり、中でも一番人気なのが「京ちらし膳」。ビジネス利用のお客様も多い場所柄、「コースよりも短時間で気軽に楽しめるように」と考案されたこのランチでは、最初に先付と二段重、茶碗蒸し、会席椀のお膳が運ばれます。
二段重の上段に詰められた「京ちらし寿司」は、ほのかに甘い酢飯の上におぼろ卵を敷き、まぐろ、いか、海老、帆立、白身魚、煮穴子と、季節の魚介を散らしたもの。酢飯は、毎朝店内で精米する北海道産ゆめぴりかを竃(かまど)で炊き、甘く炊いたどんこ椎茸とガリを刻んで混ぜたものです。二段重の下段には、胡麻豆腐、湯葉、春ます南蛮漬け、浅漬けなど、4種類のおばんざいが詰められています。
総料理長の島谷宗宏(しまたに・むねひろ)さんによると、ゆめぴりかは適度な粘りがあってコシが強く、冷めてもおいしいため、ちらし寿司に最適なのだそう。「精米したての米は表面が酸化していないため洗う必要がなく、洗わないことで米の味がそのまま残るんです」とも教えてくれました。
「京ちらし膳」に使われる食材は、ほぼ月替わり。3月には菜の花やせりといった春野菜や、桜鯛など、この時期ならではの味覚が盛り込まれます。会席椀は、京風の白味噌仕立て。桜鯛のうま味が生きたまろやかな会席椀は、いかにも春らしい風情です。
次に供されるのは、揚げたての天ぷらの盛り合わせ。サクッと軽い衣をまとった魚介や季節野菜は、それぞれの味や香りが丁寧に引き出されています。
食後のデザートは、独自のアレンジを施した甘味の盛り合わせ。3月には、温かい「いちご大福しるこ」に冷たいいちごアイスを添えた、目にもおいしいデザートが用意されています。はんなりとした「京ちらし膳」で、春を満喫してみてはいかがでしょうか。
Photo/ Reiko Masutani
Text/ Megumi Komatsu
〈おすすめメニュー〉
「京ちらし膳」4,356円 ※税・サービス料込
・先付
・ちらし寿司(二段重の上段)
・おばんざい4種(二段重の下段)
・茶碗蒸し
・会席椀
・天ぷら
・デザート
〈カード会員様特典〉
ドリンク(店指定)を1杯サービス※4,356円(税・サービス料込)以上のランチをご予約・ご注文の方に限ります。
※1名様より
◆特典期間
2021年3月1日(月)→4月30日(金)
※ご予約の際は「タカシマヤのカード会員」である旨をお伝えください。
※お支払いはタカシマヤのクレジットカードをご利用ください。
※キャンセル料発生期間につきましては、店舗にお問い合わせください。
※諸事情により、内容や営業時間が予告なく変更となる場合がございます。最新の情報につきましては、お電話にてご確認いただきますようお願い申し上げます。
宮川町 水簾 東京ミッドタウン店
TEL. 03-5413-1881(要予約)
東京都港区赤坂9-7-1 東京ミッドタウン3階
https://suiren-group.com/tokyo/
掲載日/2021.2.18
※表示価格は税(10%)・サービス料込です。
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