歴史を感じさせる、クラシックで落ち着いた雰囲気の店内。ウェルカムドリンクとして、スパークリング・赤・白ワインのほか、生ビール、ソフトドリンクから1杯をお選びいただけます

1925年に創業し、数々の名店を擁する三笠会館内に1966年に誕生したフランス料理店。伝統的な手法をベースに、宮嵜大介（みやざき・だいすけ）シェフが得意とする、南仏・プロヴァンスのエッセンスを加えた繊細で美しいお料理が好評です。今回は、シェフのスペシャリテである前菜に、メインを3種からお選びいただける特別なランチコースをご用意しました。時代を超えて愛される豊かな味わいとサービスをご堪能ください。

銀座・並木通りに面する、三笠会館本店

コースのスタートは、アミューズから。力強い味わいが特徴のマグレ鴨（フォアグラ用に飼育された鴨）のリエットにさつまいものムース、黒オリーブのクランブル、アマランサスを重ねた1皿です。どっしりとした鴨のコクに、さつまいもの甘みとなめらかさ、クランブルのカリカリとした多彩な風味と食感がお楽しみいただけます。

アミューズ「本日のお迎えの小さな一皿」（写真は一例）

豊富な経験に裏打ちされた高い調理技術を駆使することはもちろん、野菜などが持つ自然な色彩や造形美を生かしたいという宮嵜シェフのスペシャリテ「ブーケドレギューム」。さつまいもとりんごのペーストを大根のピクルスで包んだものにエディブルフラワーやマイクロリーフを飾り、花束を表現しています。ビーツを加えたピンク色のソースでリボンを描き、パプリカのソースを水玉状に散らせた美しい前菜です。

「シェフのスペシャリテ“ブーケドレギューム”」（写真は一例）

3種類からお選びいただけるメインのうち、この日の魚料理は五島列島産のマトウダイを使用しています。マトウダイの身をロール状に巻いて成形し、香草を加えたパン粉をのせて香ばしく焼き上げています。ほんのりスパイシーさが感じられるイタリア・シチリア産のオリーブオイルや複数の清々しいハーブの香りを生かすなど、南仏・プロヴァンスのエッセンスを取り入れることが得意なシェフらしさが感じられるお料理です。

「本日のお魚料理」（写真は一例）

写真は、クセがなくやわらかな肉質で繊細な味わいの雌鴨肉を焼き上げ、ハチミツ、コリアンダーと3種のペッパー、レモングラスなどで香り付けをし、赤ワインソースで仕上げた「仏産バルバリー雌鴨胸のロティ」。肉料理はほかにも「麦小町豚フィレ肉のロティ」をご用意しているので、お好みでお選びください。

「仏産バルバリー雌鴨胸のロティ」（写真は一例）

シェフ　宮嵜大介（みやざき・だいすけ）さん
「旬の素材を生かした、おいしいお料理をご提供するのはもちろんのこと、美しさでも満足していただける１皿を心がけています。今回は会員様のために、スペシャリテである“ブーケドレギューム”に、名物の“魚介とキノコのパイ包みスープ”を組み込み、メインは3種からお選びいただける特別仕立てのコースをご用意いたしました。皆様をお迎えできるのを楽しみにしております」

Photo/ Hiroaki Shinohara
Text/ Chinatsu Kimura

〈美食百花 特別プラン〉

【期間】2021年1月7日（木）→2月28日（日）
【ご提供時間】ランチ11：00～14：30（ラストオーダー）
【料金】お一人様6,000円　※税・サービス料込

コース内容
・ウェルカムドリンク（スパークリングワイン・赤ワイン・白ワイン・生ビール・ソフトドリンク）
・本日のお迎えの小さな一皿
・シェフのスペシャリテ“ブーケドレギューム”
・魚介とキノコのパイ包みスープ

・メイン（本日のお魚料理、麦小町豚フィレ肉のロティ、仏産バルバリー雌鴨胸のロティより一品チョイス）
・季節のデザート
・小菓子
・食後のお飲み物（コーヒー・紅茶・エスプレッソ・ハーブティー）

※食材の入荷状況等により、メニューが変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。

【ご予約・お問い合わせ】
TEL. 050-3134-5669（前日までに要予約）
●受付時間／11：30～21：00
●受付人数／１～6名様
●定休日／2021年1月1日（金・祝）

※ご予約の際は「タカシマヤのカード会員」である旨をお伝えください。
※お支払いの際はタカシマヤのクレジットカードをご利用ください。
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