この味が食べたい! ファンの多い逸品トマトの風味軽やかなデミグラスソースで仕上げるビーフシチュー
大阪・心斎橋 レストラン乃呂
西洋料理の名店「アラスカ」出身の初代・野呂伸一(のろ・しんいち)さんが1958年に創業した「レストラン乃呂」。数ある洋食メニューの中でも、当時は“ビフテキ”と呼ばれる分厚く大きなステーキが人気を博していたそうです。のちに、2代目の店主・太一(たいち)さんがあとを継ぎ、時代のニーズに合わせたランチや会席コースなどをスタートしました。
おしゃべりしながら、少しずついろいろゆっくり味わいたいという女性のお客様に人気があるのが「お昼の会席コース」。まず、甘酸っぱくフルーティーな杏露酒(シンルチュウ)など食前酒で乾杯。生ハムを巻いたいちじく、カマンベールチーズのフライ、和風マヨネーズソースで和えた柿などオードブルはかわいらしい小箱で登場します。
この日のスープは、お店の屋上で燻製にした自家製ベーコンや玉ねぎ、じゃがいもがたっぷり入ったコーンチャウダー。ぽってりとした口当たりで濃厚、ベーコンの風味、コーンのやさしい甘みにほっとするひと品です。
「お薦め一品」は、月替わりのディナーコースのメニューをベースに作られたもの。なめらかなベシャメルソースに蟹のうま味がぎゅっと詰まった「かにのグラタン」のほか、「かにクリームコロッケ」や「海老フライ」など魚介を使ったメニューが用意されているのも楽しみ。
メインの「ビーフシチュー」は、自慢のデミグラスソースを堪能できるひと品。まず、牛骨や牛筋を焼いて寸胴鍋に入れ、焼いた野菜や肉の焼き汁なども加えて煮込み、脂肪分を除きながら、澄んだ褐色のブイヨンを作ります。さらに玉ねぎやトマトをたっぷり加え、2週間煮込んで丁寧に濾した後、自家製ホワイトルウを入れて仕上げるソースはトマトの甘酸っぱさや野菜の甘み、ほのかな苦みが織りなす深い味わい。コクがあり、さっぱり軽やかな仕立てのソースがしっかりとした食感が楽しい肉のうま味を引き立てます。
肉料理は「ビーフシチュー」以外に、醤油ベースのたれに漬けて焼いたロングセラーの「和牛ロース網焼き」や「タンシチュー」「ハンバーグ乃呂風」なども。お店で使う牛肉は、産地やブランドにこだわらず、長年の経験で培ったシェフの目利きで厳選。色が淡く美しくサシが細かな黒毛和牛を熟成させて使用しています。
Photo/ Koichi Higashiya
Text/ Sawako Yamada
〈おすすめメニュー〉
「お昼の会席コース」4,400円 ※税込
・食前酒
・季節オードブル盛り合わせ
・スープ
・お薦め一品
・ビーフシチュー、タンシチュー、和牛ロース網焼きより選択
・御飯、香物、赤だし
・デザート
・コーヒー
〈カード会員様特典〉
オードブルをひと品サービス※「お昼の会席コース」4,400円(税込)をご予約・ご注文の方に限ります。
※1~8名様
◆特典期間
2020年12月1日(火)→2021年1月31日(日)
除外日/2020年12月23日(水)→2021年1月6日(水)
※ご予約の際は「タカシマヤのカード会員」である旨をお伝えください。
※お支払いはタカシマヤのクレジットカードをご利用ください。
※キャンセル料発生期間につきましては、店舗にお問い合わせください。
※諸事情により、内容が予告なく変更になる場合がございます。最新の情報につきましては、お電話にてご確認いただきますようお願い申しあげます。
レストラン乃呂
TEL.06-6271-7804(前日までに要予約)
大阪府大阪市中央区東心斎橋1-16-10
http://www.ne.jp/asahi/restaurant/noro/
掲載日/2020.11.18
表示価格は税(10%)込です。※サービス料はかかりません。
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