この味が食べたい! ファンの多い逸品野菜のうま味をやさしく引き出す甘く濃厚なスープ
大阪・難波 リュミエール レスプリカ
2010年から連続10年、ミシュランガイドで星を獲得している大阪・心斎橋のフレンチレストラン「リュミエール」。「リュミエール レスプリカ」は、その姉妹店として2010年に高島屋大阪店9階「なんばダイニングメゾン」にオープンしました。オーナーシェフの唐渡泰(からと・やすし)さんが掲げる「健康」と「ごちそう」を両立させた“野菜の美食”というコンセプトはそのままに、テーブルでソースをかけて仕上げる料理やワゴンデザート(コースによって異なります)など、食事のひとときの楽しい演出にも力を入れています。
唐渡シェフが手がける料理の特長は、フランス料理に欠かせないとされるバターや生クリーム、小麦粉などの調味料をほぼ使用しないこと。吟味を重ねた素材本来のうま味や個性を最適な調理方法で引き出すことに心を砕きます。
ランチコースのスタートは、人気メニューのスープ「季節野菜のヴルーテ」。「食べるスープ」をイメージしたぽってりと濃厚な口当たりが新鮮。写真の「豆のヴルーテ」は4月のメニュー。スナップえんどうのうま味や青々とした風味を生かし、乳製品の替わりに玉ねぎやじゃがいもを使ってコクや濃度を補います。国産のグリーンピースや焼いたモロッコいんげんなど多種の豆類を添えて、食感の面白さや香ばしさをプラスした楽しい1皿。豆の甘みを引き出すためにごく少量の塩を使うだけのシンプルな仕立てながら、滋味豊かな味わいです。
春に旬を迎える貝を使った前菜は、貝類の肝を使ってドレッシングを作り、湯通しして細かく刻んだほっき貝やつぶ貝、ほたて貝と合わせたもの。春かぶらのピューレと貝類から引いた出汁で作った泡にエストラゴンの香りを添え、花をあしらって春らしい彩りに。貝のみずみずしさやうま味が引き立つひと品です。
メインディッシュには、国産ブランドポークをご用意。たんぱく質が多い豚肉を柔らかく仕上げるため、60℃の低温の油の中で火を入れる「コンフィ」という調理方法を用いています。水分やうま味を逃がさず、しっとりふんわりと仕立てたロース肉に、カリッと香ばしく焼いた脂身、菜の花のソースと肉のうま味が濃厚なソースを添えて供します。
季節の野菜をふんだんに使ったヘルシーでモダンなランチコースは、女性のお客様にとくに人気があります。中でもスープは、夏はとうもろこし、秋はきのこ、冬はかぶらや白菜など、旬野菜の持ち味をシンプルに堪能できる珠玉の1皿。バターや生クリームを使わなくても、濃厚で味わい深いことに驚くこと請け合いのお店の名物メニューです。
Photo/ Koichi Higashiya
Text/ Sawako Yamada
〈おすすめコース〉
「ムニュ セゾン」4,400円 ※税込(別途サービス料10%)
・スープ~季節野菜のヴルーテ~
・前菜
・魚介料理
・メインディッシュ
・デザート
・特製パン
・食後のお飲み物
・小菓子
※食材の入荷状況等により、メニューが変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。
※料理内容は4月と5月で変更される場合がございます。
〈カード会員様特典〉
ランチコースをご予約のうえ、ご注文の方にドリンク(店指定)を1杯サービス※1~8名様まで対象
◆特典期間
2020年4月1日(水)→5月31日(日)
※ご予約の際は「タカシマヤのカード会員」である旨をお伝えください。
※お支払いは、タカシマヤのクレジットカードをご利用ください。
※キャンセル料発生期間につきましては、店舗にお問い合わせください。
※小学生未満のお客様は個室でのご利用をお願いいたします。
リュミエール レスプリカ
TEL. 06-6633-2281(2日前までに要予約)
大阪府大阪市中央区難波5-1-18 高島屋大阪店 なんばダイニングメゾン9階
http://www.k-coeur.com/lespritk/
掲載日/2020.3.18
※表示価格は税(10%)込です。※別途サービス料10%
消費税率の変更により価格が変わる場合がございます。