【美食百花 特別プラン】“宝石箱に入った小菓子”も登場、シェフ渾身のランチコース
大阪・淀屋橋 プレスキル
現存する日本最古のワイナリー「まるき葡萄酒」が手がけるレストラン「プレスキル」。その店名はフランス語で「半島」を表し、佐々木康二(ささき・やすじ)シェフが修業時代を過ごした街・リヨンの中心部にあるローヌ川とソーヌ川に挟まれた地区の名前でもあります。佐々木シェフの信条は「不易流行(伝統を守りつつ新しいものを生み出す)」。ソースや火入れなどに代表されるフランス料理の伝統に敬意を払い、現代のニュアンスを柔軟に取り入れる料理でもてなします。素材から受けたインスピレーションを大切にするシェフが紡ぐ、春のオリジナルランチコースをお楽しみください。
前菜は、赤身で身が締まった琵琶鱒もしくは醒井養鱒場の鱒を使った1皿。塩・こしょう・砂糖・ペルノー(薬草系リキュール)で1日マリネした鱒は表面を水洗いし、乾かすことで生のフレッシュな食感を残しつつ、香りとうま味をしっかりと引き出しています。サワークリームを絞り、鱒の卵やカリカリに揚げたケッパー、マイクロリーフなどを添えて華やかに。
大阪湾や淡路島近海で獲れた舌平目で季節野菜を巻き、ブーケに見立てた魚料理は愛らしい佇まい。身がやわらかくパサパサとなりがちな舌平目は5枚に下ろし、ロール状に仕立てて蒸すことでしっとりと風味よく仕上げています。舌平目の骨から引いた出汁に白ワインや生クリーム、ほうれん草のピューレを合わせた若草色のソースを添えて春らしく。
お食事の後には、SNSでも話題の「宝石箱に入ったかわいい小菓子たち」をご用意。まず、ピラミッド形のケースがワゴンで運ばれてきます。ふたを開けると鮮やかな花々に囲まれ、ガラスのボトルに入ったギモーヴ(フランスのマシュマロ)とオレンジピールのチョコレート。さらに、その下の段にはかわいらしい季節の小菓子が並びます。目の前で切り分けるギモーヴなど全8種類からお好きなものをお選びいただけます。
「今回のオリジナルランチコースには、通常ディナーでお出ししているオマール海老のポワレやキャベツを使ったミルフィーユとアイスクリームなどレストランならではのデザート2品もご用意しています。私がこよなく愛するリヨンのエスプリを感じるフランス料理をご堪能ください」
Photo/ Katsuo Takashima
Text/ Sawako Yamada
〈美食百花 特別プラン〉
【期間】2020年3月1日(日)→4月30日(木)
※除外日/3月22日(日)
【ご提供時間】ランチ11:30~15:00(ラストオーダー14:00)
【料金】お一人様7,300円 ※税・サービス料込
コース内容
・ひとくちの口福
・色鮮やかで香り豊かな鱒
・オマール海老のポワレ
・舌平目のブーケ仕立て
・仔牛フィレ肉とふわっと軽やかでコクのあるベアルネーズソース
・ライチの香る小さなババ
・キャベツと苺 ヨーグルトムースのミルフィーユ
・宝石箱に入ったかわいい小菓子たち(お好きなものをお選びいただけます)
・特選ブレンドコーヒーまたは紅茶またはアンフュジョン(ハーブティー)
※食材の入荷状況等により、メニューが変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。
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掲載日.2020.2.18
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