現地出身シェフによる洗練されたメキシコ料理
大阪・北堀江 覇王樹(サボテン)
オーナーシェフのウイリー・モンロイさんは、自然に恵まれたメキシコのコリマ州出身。実家がレストランを営んでいたことから、15歳より料理の修業に励み、2013年に来日。2016年2月、大阪・北堀江にメキシコ料理レストラン「覇王樹(サボテン)」をオープンしました。「メキシコ料理といえば、タコスやブリートなど、ファストフードを思い浮かべる方が多いと思いますが、手間ひまかけて仕上げるおいしい料理がたくさんあるので、ぜひ味わってほしいですね」とウイリーさん。
「セビーチェ カマロン」は、酢とライムで締めた海老、パクチー、赤玉ねぎを合わせて、アボカドの上に盛り付け、ピリッと辛みがさえる赤唐辛子のソースを添えた前菜。酸味がきいたさっぱりとした味わいとまろやかなアボカドのバランスが絶妙です。
「タコス デ パストール」は、メキシコの屋台で定番とされるタコス。前日から豚肉1枚1枚にしっかりと特製のマリネ液を塗り、パストールマシンに積み重ねてジューシーに焼き上げたものをパストールといい、タコスとともに供します。タコスの生地には、メキシコ産のとうもろこし粉を使用。現地から取り寄せた専用のマシンで手作りするタコスはオーダーが通ってから、1枚ずつ焼いているので香ばしさは格別です。
メキシコ中部内陸にあるプエブラ州の名物料理「モレ ポブラノ」は、トルティーヤと楽しむ煮込み料理。カカオやバナナ、唐辛子4~5種、スパイス35~40種を煮込んで作られる濃厚なモレソースが特徴の一品です。ほろりと骨から外れるほどやわらかな鶏肉と初めて体験するビターで複雑な味わいのソースがマッチ。赤玉ねぎのピクルスの酸味もほどよくアクセントになります。
大小のサボテンが飾られた陽気でアットホームな空間にテーブル全50席。奥のオープンキッチンで料理を仕上げるウイリーさんの様子が垣間見えるのも楽しみの1つです。燻製にした“チポトレ”、マイルドな“チレ・ワヒーヨ”など数種類の唐辛子を巧みに使い分けて香りやうま味を引き出す、洗練された本場のメキシコ料理をご堪能ください。
Photo/ Koichi Higashiya
Text/ Sawako Yamada
〈おすすめメニュー〉
アラカルト(18:00~)
「セビーチェ カマロン」980円
「タコス デ パストール」880円
「モレ ポブラノ」1,680円
「アロス ア ラ トゥンバダ(ベラクルスの伝統的な米料理)」1,980円
「パストール プレート」1,680円
「ケサディーヤ ティンガ(鶏肉)」1,080円
「ブリート」1,580円
※18:00~は、1人あたりテーブルチャージ(付き出し)200円を頂戴いたします。
〈カード会員様特典〉
ディナータイム(18:00~23:30)にご予約のうえ、6,000円以上(税込)ご注文の方に、コロナビール1本またはソフトドリンク1杯をサービス◆特典期間
2019年8月19日(月)→9月17日(火)
※ご予約の際は「タカシマヤのカード会員である旨」をお伝えください。
※お支払いはタカシマヤのクレジットカードをご利用ください。
覇王樹(サボテン)
TEL. 06-6535-8836
大阪府大阪市西区北堀江1-16-25 YSSビル1階
http://www.facebook.com/saboten.horie/
掲載日/2019.8.19
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