小崎陽一さんの太鼓判!路地裏のアットホームな小料理店
東京・麻布十番 honda
昔ながらの下町情緒が残る、麻布十番商店街。その一角にある「honda 麻布十番店」は、料理人の本田祐三さんが2013年にオープンした小料理店です。メニューに並ぶのは体にやさしい和食ばかり。深夜まで営業していることもあり、同業者にも多くのファンを持つお店です。
イタリア料理研究家としてテレビでも活躍中の小崎陽一さんも、「honda 麻布十番店」を愛するファンのひとり。一品料理は約60品と豊富で、約半分は季節替わりです。メニューにはコースもありますが、小崎さんはアラカルトで楽しむことが多いそう。おすすめを尋ねると、「全体的に何を食べてもおいしいですが、僕が特に好きなのは焼物です。『秋田高原比内地鶏もも炭火焼き』と『つくね』は毎回必ずオーダーします」と教えてくれました。
かむほどにうま味があふれる「秋田高原比内地鶏 もも 炭火焼き」は、パリッと焼かれた皮の炭火の香りも魅力。鳥取県・大山どりのもも肉と皮、軟骨で作る「つくね」はふっくらと柔らかく、お代わりしたくなるような優しい味わいです。
小崎さんが最後に必ず注文するメニューは、「honda」名物の「いか飯 土鍋ご飯」。注文ごとに土鍋で炊かれるご飯は、丸揚げしたするめいかをのせたもので、迫力のある姿が目にも楽しい一品です。「お店の方がするめいかをハサミで切り、だしで炊いたご飯に混ぜてくれるのですが、いかといかの肝がなじんだ味わいが絶妙。何度食べても、感動のおいしさです」と小崎さん。
お店は麻布十番店のほかに赤坂店があり、3月には恵比寿店もオープンする予定。麻布十番店では現在、店主の本田さんが信頼を寄せる中指征大(なかざし・まさひろ)店長が腕を振るっています。中指さんが目指しているのは、「気持ちがホッとするような、素材の味を生かしたやさしい味付け」。アットホームな小料理店で、ほっこりした時間を楽しんではいかがでしょうか。
Photo/ Yuta Fukitsuka
Text/ Megumi Komatsu
〈おすすめメニュー〉
「お造り盛り合わせ」 2,894円〜
「いか飯 土鍋ご飯」 2,138円
「つくね」(1串) 378円
「秋田高原比内地鶏 もも 炭火焼き」 1,814円
〈カード会員様特典〉
ご予約のうえご予約いただき来店された方にドリンクを1杯サービス♦特典期間
2019年2月18日(月)→3月18日(月)
♦特典条件
ディナーを予約された方のみ。
推薦者
こざき・よういち●1978年愛知県生まれ。I.GRECO 株式会社代表取締役。イタリア料理研究家。日本ソムリエ協会認定ソムリエ。著書に『ぜんぶ555キロカロリー以下のおいしい基本のイタリアン』(宝島社)。都内レストランにてソムリエやコックとして研さんを積んだ後、2007年3月より港区東麻布でイタリア料理教室&プライベートレストラン「クッチーナ ジャンニ」を主宰。レストランのプロデュースやメニュー開発なども多数手がける。
http://www.cucina-gianni.com
https://ameblo.jp/cucinagianni/
掲載日/2019.2.18
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