山本千織さんの太鼓判!住宅街に佇む、普段着のリストランテ
東京・参宮橋 レガーロ
撮影現場やケータリングで評判のお弁当「chioben(チオベン)」を手掛ける料理人、山本千織さん。友人に紹介されて通うようになったという「レガーロ」は、参宮橋の駅から徒歩約1分の距離にあるイタリア料理店です。
「清潔感、サービス、器のセンス、ワインのラインアップ、コストパフォーマンスなど、さまざまな魅力があるお店です。どなたでもかけがえのない時間を過ごせると思うので、いろいろな方に紹介をしています。うれしいことにお店を訪れた皆さんがリピーターになっていらっしゃるようです。私も先日、ここで母の80歳の誕生日をお祝いしてきました」と山本さん。
オーナーシェフの小倉知巳(おぐらともみ)さんがてがけるイタリア料理は、海と山の食材をふんだんに生かしたもの。秋は北海道産のさんまをパスタに用いたり、冬はふぐをフリットにしたりと、メニューには随時、季節の食材が取り入れられます。メインは北海道十勝若牛のヒレ肉や、香川県オリーブ牛のトモサンカク、茨城県つくば美豚など、各地から取り寄せる肉の炭火焼きが中心。晩秋から冬にかけては、ジビエもメニューに加わる予定です。料理はアラカルトでももちろん楽しめますが、名物料理を含む5品とドルチェ&カフェからなる「レガーロを楽しむコース」(5,500円)がおすすめです。
「レガーロを楽しむコース」にも登場する名物「卵とフォアグラのグラタン 白トリュフの香り」は、身も心も温まる、やさしい味わいの温前菜。なめらかなじゃがいものピューレの中に、細かく切ったフォアグラを隠し味のようにちりばめ、その上に卵とパルミジャーノ・レッジャーノ、トリュフオイルを重ね、オーブンで焼き上げた逸品です。
山本さんが「お代わりしたくなる」と絶賛する魚介のパスタは、常時約2種類。1種類の内容は魚介の仕入れ状況によって替わりますが、もう1種類の「静岡県用宗(もちむね)産しらすのタリオリーニ からすみ添え」は定番です。「タリオリーニ」とは、卵を練り込んだ平打ちパスタのこと。釜揚げしらすの塩気とからすみのコクが絡み、アクセントにたっぷり散らされたイタリアンパセリとバジルが後味も爽やかに演出します。
食後のドルチェは約4種類あり、山本さんは何名かで訪れて「もちろん全員違うものを注文する」そう。毎回必ず一番人気となる『グレープフルーツのクレームブリュレ REGALO風』は、熱々のクレームブリュレの中に冷たいグレープフルーツのシャーベットとカンパリゼリーをしのばせた、名物ドルチェです。グレープフルーツとカンパリのほろ苦さが利いた大人のドルチェは、まさに別腹。香り高いカフェとともに、優雅な食後の時間をお過ごしください。
Photo/ Reiko Masutani
Text/ Megumi Komatsu
〈おすすめメニュー〉
ディナーコース「メニュー レガーロ」 5,500円(2名様より)アラカルト
「卵とフォアグラのグラタン 白トリュフの香り」1,300円、
「静岡県用宗産しらすのタリオリーニ からすみ添え」1,800円、
「グレープフルーツのクレームブリュレ REGALO風」800円
※税・サービス料別
※ディナータイムはコペルト料別(500円)
〈カード会員様特典〉
予約のうえ、ディナーをご利用された方に食前酒をサービス♦特典期間
2018年11月18日(日)→2018年12月16日(日)
♦特典条件
ディナーを予約された方のみ。
※ご予約の際は「タカシマヤのカード会員」である旨をお伝えください。
※お支払いはタカシマヤのクレジットカードをご利用ください。
※キャンセルのご連絡は前日までにお願い申しあげます。それ以降はキャンセル料が発生いたします。
推薦者
やまもと・ちおり●1962年、北海道生まれ。美大を卒業後、さまざまな飲食店で料理を手がけ、妹が経営する札幌の「ごはんや はるや」に12年間携わる。2011年に上京し、東京・代々木上原で弁当店「chioben」を開業。鮮やかな彩りとおいしさで瞬く間に評判となり、多くのメディアで紹介される。現在はケータリングや出張料理も行い、食に関するワークショップなども開催中。著書『チオベン 見たことのない味 チオベンのお弁当』(マガジンハウス)も好評。
掲載日/2018.11.19
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