冷水希三子さんの太鼓判!鎌倉野菜と佐島の魚介を生かしたイタリアン
神奈川・鎌倉 オステリア・コマチーナ
ご自身が外食をする時に選ぶのは、「店主の顔がわかり、食材や店づくりにこだわりのあるお店」という冷水さん。「以前住んでいた鎌倉で行きつけにしている『オステリア・コマチーナ』は、鎌倉野菜や地の魚などをシンプルに調理しているイタリアンです」。
「カジュアルでアットホームな雰囲気ですので、くつろいでワイワイ食べるのに最高です」と冷水さんおすすめだけあって、広々とした店内は気取らぬ雰囲気。カウンター前のオープンキッチンには大きなガス窯が鎮座し、自家製ピザからお肉、お魚、野菜までもが、この窯で調理されます。
カウンターの上部にある黒板には、季節によりさまざまな食材を生かしたメニューが書かれています。オーナーシェフの亀井さんが仕入れる食材は、鎌倉野菜や佐島漁港の魚介など、地産が中心です。鎌倉野菜を生かした夏のおすすめは、トマトのうま味が染みた「ナスと万願寺唐辛子のカポナータ」。くたくたに煮込まれた野菜は力強い滋味にあふれ、晩夏の疲れが癒されるような味わいです。
通年を通して人気の前菜は、通年入荷する佐島産のアオリイカのカルパッチョです。薄くスライスされたアオリイカの胴身は、ルッコラの色が透き通り、濃厚でなめらかな甘みが魅力的。アオリイカは胴身のほかに、ゲソ部分をキノコと合わせてソテーし、スミはスパゲッティのソースにするなど、すべての部位をさまざまな料理に生かしています。
メインのアクアパッツァは、冷水さん一番のおすすめ料理です。「この材料だけでどうしてこんなにもうま味が出るの!?」と冷水さんも驚くほど、しっかりした味わい。こちらのアクアパッツァは貝もトマトも使わず、お腹にハーブを詰めた鮮魚を水から煮込むだけのシンプルな調理法です。
アクアパッツァの調理法は「頭のついた魚を丸ごと1匹使うのがポイントですね。魚は、新鮮なうちに処理するだけで美味しくなりますよ」と亀井シェフ。夏は写真のイサキのほかに、鬼カサゴ、メバル、エボダイ、ハナダイ、カワハギなどを使う予定です。いかにもイタリアらしいシンプルな料理は、ほかにもいろいろ。ご家族やご友人とシェアして、さまざまなメニューをお楽しみください。
Photo/ Akinori Maekawa
Text/ Megumi Komatsu
〈おすすめメニュー〉
丸ごと1本魚のローストorアクアパッツァ1,080〜2,160円アオリイカのカルパッチョ1,080円
ナスと万願寺唐辛子のカポナータ540円
※すべて税込・サービス料別
〈カード会員様特典〉
平日のディナータイムにご予約をいただいた方に、お店指定の食前酒またはソフトドリンクを1杯サービス◆特典期間
2018年8月18日(土)→9月17日(月・祝)
電話番号/0467-23-2312
定休日/火曜日 ※不定休有り
受付人数/1名から
神奈川県鎌倉市小町2-6-12 KUSUNOKI443 1F
営業時間/ランチ11:30~14:00(ラストオーダー)、ディナー18:00~21:30(ラストオーダー)
http://osteriacomacina.seesaa.net
※ご予約の際は「タカシマヤのカード会員」である旨をお伝えください。
※お支払はタカシマヤのクレジットカードをご利用ください。
推薦者
ひやみず・きみこ●レストランやカフェ勤務を経て、フードコーディネーターとして独立。季節の味を大切にしたやさしい味の料理が評判を呼び、書籍、雑誌、広告などで活躍中。料理にまつわるコーディネート、スタイリング、レシピ制作を行う。著書に『おいしい七変化 小麦粉』(京阪神エルマガジン社)、『ONE PLATE OF SEASONSー四季の皿』(アノニマ・スタジオ)、『スープとパン』『さっと煮サラダ』(ともにグラフィック社)など。
http://kimiko-hiyamizu.com
https://www.instagram.com/kincocyan/?hl=ja
オステリア・コマチーナ
TEL. 0467-23-2312(要予約)
神奈川県鎌倉市小町2-6-12 KUSUNOKI443 1F
http://osteriacomacina.seesaa.net
掲載日/2018.8.20
※表示価格は税(8%)込、サービス料別です。
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