沢樹 舞さんの太鼓判!大胆かつ繊細なイタリア料理が私好み
東京・麻布十番 ケ パッキア
麻布十番商店街に面したビルの4階にある「ケ パッキア」は、2015年より「ミシュランガイド東京」のビブグルマンを獲得しているイタリア料理店。2009年のオープン時からお店の人気を支え続ける岡村光晃料理長は、系列店「ピアット・スズキ」で研鑽を積み、現在も時間を見つけてはイタリアに出かけて学び続ける料理人です。
料理家の沢樹 舞さんは、オープン当初から通い続ける常連のひとり。
「『ケ パッキア』の好きなところは、なんといってもお料理。大胆かつ大らかで、それでいてとても繊細な心配りがある岡村シェフの料理が、私にとってど真ん中です。お料理は黒板のメニューから選ぶのですが、その日の市場のおすすめ魚介は必ずチョイス。魚介は私の地元の富山湾のものが頻繁に登場するところも好きなポイントです」と沢樹さん。
人気の「季節の鮮魚の盛り合わせ」には、初鰹や春子鯛(かずごだい)、蒸しアワビなど、日本の新鮮な魚介を塩や酢などで締め、野菜のヴィネグレットやハーブ、ケッパーなど、イタリア的な味付けを施したもの。たとえば、ヒラメにはツナとアンチョビのマヨネーズベースのソースが添えられます。
岡村シェフのモットーは、「イタリアで親しまれている定番料理を上質な食材でつくりあげる」こと。たとえば「青トウガラシとカラスミのペペロンチーノ」には、サルデニア産の上質なカラスミを包丁で細かく切ったものが、惜しげもなくたっぷりとかけられています。
カラスミはもともとパウダー状に加工されたものが売られていますが、包丁で切るほうが香りや食感が生き、塩分も甘みも感じやすくなるんですよ」と岡村シェフ。
メイン料理のなかで最近人気の「仔牛のカツレツ 燻製チーズ 生ハムのせ」は、岡村シェフが2017年にイタリアに出かけた際、現地で出合って感動した味を再現したもの。
原型はミラノ風カツレツです。揚げたてのカツレツの上に燻製チーズと生ハムをのせることで、燻製の香りが立ち、チーズが溶け、生ハムの熟成された旨みが引き立ちます。
「ケ パッキア」では、ここでご紹介したようなフルコースで楽しむのも素敵ですが、岡村シェフは「メインだけ、パスタだけで、ワインバーのようにご利用いただくのも歓迎です」とのこと。ワインは2,000円台から豊富に揃っているそうです。
「ワインはソムリエの小田さんと相談しながら決めるのが楽しい」と沢樹さん。
営業は深夜1時まで。ワイングラスを片手に、ゆっくり美味とおしゃべりを楽しみたくなるレストランです。
Photo/ Akinori Maekawa
Text/ Megumi Komatsu
〈おすすめメニュー〉
季節の鮮魚の盛り合わせ 2,808円青トウガラシとカラスミのペペロンチーノ 2,808円
仔牛のカツレツ 燻製チーズ 生ハムのせ 5,184円
※税込・サービス料なし
※食材の入荷状況等により、メニューが変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
〈カード会員様特典〉
スパークリングワインまたはソフトドリンクを1杯サービス※お電話でご予約いただく際に、特典としてご希望のドリンクもあわせてご予約ください。予約時に特典利用のお申し出がない場合は、特典をご用意できません。
◆特典期間
2018年5月18日(金)→6月18日(月)
※ご予約の際は「タカシマヤのカード会員である旨」をお伝えください。
※お支払いはタカシマヤのクレジットカードをご利用ください。
営業時間:18:00〜翌1:00
定休日:日曜日、祝日の月曜日
推薦者
さわき・まい●モデルとして国内外で12年間活躍した後、さまざまなジャンルの技法で旬の野菜を生かす料理家&ワインスペシャリストとして活躍。食をテーマにしたWEBサイト「たべるの」を主宰。ワインとおうちごはんを核にしたライフスタイルを発信している。オーストラリア産ラムの大使「ラムバサダー」としても活動中。
http://taberuno.com
https://ameblo.jp/intimejours/
https://m.facebook.com/sawakimai?refid=7
ケ パッキア
TEL.03-6438-1185(前日までに要予約)
東京都港区麻布十番2-5-1 マニヴィアビル4階
掲載日/2018.5.18
※表示価格は税(8%)別込・サービス料なしです。
消費税率の変更により価格が変わる場合がございます。