『25ansウエディング』桝田編集長おすすめ驚きと楽しさが味わえる、とっておきのフレンチレストラン
東京・千駄ヶ谷 ロクターヴ ハヤト コバヤシ
「缶詰のような陶器の器を使った前菜など、お料理の演出がとてもおしゃれ。さらに、素材の組み合わせ方が秀逸で、新しい味を発見できます。店内はカウンター7席と4人掛けのテーブルがひとつというアットホームな空間。親密な人と訪れたい、とっておきの一軒です」(桝田編集長)
このレストランを切り盛りするのは、小林隼人シェフ。フランスと日本の数々の星付きフレンチレストランで働いたのち、2015年独立。自身の店「ロクターヴ ハヤト コバヤシ」は、住宅街に佇む、居心地の良い上質なレストランとして、着実にファンを増やしてきました。
店を代表する“アミューズ”を目にすれば、小林シェフの遊び心が一目瞭然。缶詰形の陶器を目にして「まずこれは何?」と期待が膨らみ、ふたを開けると目に飛び込んでくるのは白い生クリーム。「実は、生クリームは燻(いぶ)しているためスモーキーな香りがするんですよ」と小林シェフ。下には味濃く鮮やかな信州サーモンのタルタルが層になっていて、ともにすくって食べると、幸せな味のハーモニーが口中に広がります。
魚料理にも、素材と素材の新鮮な組み合わせがたくさん。こちらは、ソテーした平目と、春から初夏にかけて旬を迎えるそら豆やグリンピース、根セロリなどを、美しく盛り付けたもの。はまぐりの出汁を泡にした滋味深くも軽いソースや、シブレット(チャイブ)の自家製オイルとともにいただきます。
こちらは、小林シェフが「食いしん坊がある日見た夢」というタイトルを付けた肉料理。“羊が1匹、羊が2匹・・・”と数えていくうち夢の中の羊がローストになっていたという食いしん坊の夢を、ユーモアたっぷりに表現しています。仔羊のローストの横には、「un… deux.…」(フランス語で1、2という意味)と、ラス・エル・ハヌートで描かれています。「ラス・エル・ハヌートはターメリックやクミンが香るエキゾチックなスパイスミックスのことです。自家製黒にんにくのピュレと、仔羊のジュ(肉汁)から作ったソースも一緒に付けてお召し上がりください」と小林シェフ。
昼は窓から光が降り注ぎ、気持ちよくランチコースを堪能。住宅街のため夜になると店内は自然と暗くなり、キャンドルの灯がよく映えます。複数の友人と訪れるならば気軽にテーブルで、ふたりの食事は距離が近いカウンターで・・・と、まさに、とっておきにしたいフレンチレストランです。
「ザ・ジョージアンクラブ」「帝国ホテル」を経て渡仏、ミシュラン星付きレストランで学ぶ。帰国後、西麻布「レフェルヴェソンス」副料理長、白金高輪「オレキス」料理長を務めたのち、独立。
Photo/ Akinori Maekawa
Text/ Noriko Yokota
〈おすすめコース〉
ランチコース5,702円 ※税・サービス料込
・アミューズ ・前菜 ・魚料理 ・肉料理 ・デザート ・茶菓子 ・コーヒーまたは紅茶
*ランチタイムは土・日・祝日のみとなります。 *受付は2名様~
※食材の入荷状況により、メニューが変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
〈カード会員様特典〉
昼・夜コースをご予約の方に、オリジナルカクテルまたはジュースを1杯サービス◆特典期間
2018年5月1日(火)→6月30日(土)
※ご予約の際は「タカシマヤのカード会員である旨」をお伝えください。
※お支払いはタカシマヤのクレジットカードをご利用ください。
※キャンセル・人数変更のご連絡は4日前までにお願い申しあげます。それ以降はキャンセル料が発生いたします。
推薦者
桝田由紀(ますだ・ゆき)さん
http://www.25ans.jp/wedding/
https://www.facebook.com/25answedding.ellemariage/
https://www.instagram.com/25answedding/
ロクターヴ ハヤト コバヤシ
TEL.03-5770-8827(前日までに要予約/受付時間13:00~17:00)
東京都渋谷区千駄ヶ谷3-30-9 モデリアブリュット101
http://www.loctave.com/
掲載日/2018.4.18
※表示価格は税(8%)・サービス料込です。
消費税率の変更により価格が変わる場合がございます。