【美食百花 特別プラン】店主・中嶋さんの解説付きで味わう美食家好みの特別な晩餐
東京・新宿 新宿割烹 中嶋
かつて北大路魯山人が主宰した「星岡茶寮」の味を受け継ぐ「新宿割烹 中嶋」。 1962年の創業以来、多くの文人に愛されてきました。2代目の中嶋貞治さんが腕を振る うコースは、創業時から受け継がれる関西割烹の基本と伝統をふまえ、自ら工夫した新しい試みも取り入れていることが特徴です。
10月4日(水)・5日(木)の2晩限定の特別プランは、名残の鱧や走りの松茸など、初秋ならではの食材の取り合わせが楽しめる、美食家好みの内容。10品から成る18,000円のコースとドリンク1杯を、中嶋さんの解説とともに楽しめる貴重な機会となっています。
先付、前菜(4点盛り合わせ)に続いて登場する御椀は、脂ののった名残の鱧のアラの旨みを生かした潮椀(うしおわん)。鱧のアラの深い旨みを、黒胡椒がきりりと引き締めます。
その後に供される向付は、旬の魚介4品の盛り合わせ。中嶋さんが吟味して選んだ旬の魚介のお造りや軍艦巻を楽しめます。
5品目の「いさき胡麻塩焼き」は、いさきの旨みを塩と香ばしい胡麻の香りが引き立てる、シンプルな焼き物。いさきは皮目に包丁を入れて胡麻をふると、皮の脂で胡麻がくっつくのだとか。
6品目の温物は江戸前の穴子のベニエと、秋茄子と新蓮根の柚子胡椒マリネ。酒蒸しにしてから卵白入りの衣をつけて揚げた穴子は、表面はパリッと、中はふわりとした口当たりです。
「ありきたりの調理法ばかりでは面白くないので、穴子はベニエというフランスの調理法で揚げています。フリットよりもパリッと揚がるんですよ」と中嶋さん。
7品目の「松茸菊花ほうれん草浸し」は、松茸と菊花が秋の香りを運ぶ口替り。
8品目の「無花果風呂吹」は、露地物の無花果を蒸し上げ、白みそに卵黄、砂糖を加えて練った玉みそを添えた、秋の名物のひとつです。コースの終盤は、「平目昆布〆胡麻茶漬け」と水菓子で爽やかに締めくくられます。
昨夏1日限定で開催 した当プランがご好評につき、今回は、2日間で開催。工夫を凝らした料理の数々を、 中嶋さんの解説とともにお楽しみください
当特別プランの開催日は、夏の名残の食材と秋の走りの食材が出合う時期です。皆様から必ずリクエストをいただく定番の「無花果風呂吹」も取り入れた、特別なコースをお楽しみください。
Photo/ Akinori Maekawa
Text/ Megumi Komatsu
〈美食百花 特別プラン〉
【開催日】2017年10月4日(水)・5日(木)
【時間】各日18:30~20:30
【人数】各日17名様(カウンター席あり)
【料金】18,000円 ※税・サービス料込
メニュー
・先付「リコッタチーズ揚げ湯葉 雲丹」
・前菜「4品盛り合わせ」
・御椀「名残鱧潮椀」
・向付「旬のもの4品」
・焼き物「いさき胡麻塩焼き」
・温物「穴子ベニエ、茄子と蓮根柚子胡椒マリネ」
・口替り「松茸菊花ほうれん草浸し」
・強肴「無花果風呂吹」
・食事「平目昆布〆胡麻茶漬け」
・水菓子
・ドリンク1杯付き
※食材の入荷状況等により、メニューが変更になる場合ございます。あらかじめご了承ください。
【ご予約・お問い合わせ】
TEL.03-3356-4534(満席になり次第終了)
●受付開始日/9月27日(水)
●受付時間/10:00~11:00、14:00~17:00
●受付/1名様~
●定休日/日曜、祝日
※ご予約の際は「タカシマヤのカード会員である旨」をお伝えください。
※お支払いは、タカシマヤのクレジットカードをご利用ください。
※お席は、予約順にご案内いたします。
※キャンセルのご連絡は10月2日(月)までにお願い申しあげます。それ以降はキャンセル料が発生いたします。
※満席になり次第、終了となります。
掲載日/2017.9.19
※表示価格は税(8%)・サービス料込です。
消費税率の変更により価格が変わる場合がございます。