植松良枝さんの太鼓判!ゆっくり、おいしいものを食べたい日のためのイタリアン
東京・駒沢 イル ジョット
駒沢公園近くに2002年にオープンした「イル ジョット」。その人気は15年来衰えず、季節ごとに訪れる“常連客”を確実に増やしてきました。植松良枝さんもそのうちのひとりです。「おいしいもの好きの友人から教えてもらい訪れたのがきっかけ。夫と一緒に、記念日やゆっくり食事をしたい休日にうかがっています」
10年以上通う植松さんが、メニューに載っている日は必ず頼んでしまうというひと品が「トリッパとギアラのオーブン焼き」。牛の胃であるトリッパ(ハチノス)とギアラ(センマイ)に、モッツァレッラやエメンタールなど4種のチーズをのせて焼いた、開店当初からの人気の味です。
「コース料理がなく、すべてアラカルトになっていますが、どれを頼んでも満足度が高いんです。シェフの高橋直史さんはパンも手作りされて、本当にすみからすみまで手間をかけていらっしゃいます。パスタも手打ちで絶品なんですよ」と植松さん。
「イル ジョット」の手打ちパスタには複数の種類があるので、何にしようかと迷うこともしばしば。そこで高橋シェフは、パスタを頼む方にはまずサンプルを見せ、好みにぴったりのソースを提案。例えば平たい麺の代表的存在であるタリオリーニを選んで魚介が好きだと伝えれば、その日に入った新鮮な白海老とトマトで旬のソースをおすすめします。
「肉料理では『愛農ナチュラルポーク』や『熟成牛肉』などがおすすめです。デザートのイチオシは、見た目は普通のプリンなのに、食べてみるとその濃厚さに感動する“プリン”。クリーム多めのなめらかプリンではなく、卵の比率が高いため、きちんと卵の味がする。キャラメルの苦みも最高です」
「高橋さんのお料理のスタイルは、開店から今まで“良い食材を使うこと”は変わらないものの、構成は年々、シンプルになっているように思います。とにかく手を抜かず、お客さんにおいしいものを食べてもらいたいという骨太かつダイナミックな個性がひしひしと感じられる料理。私にとって、イル ジョットは、ますます気になる存在になっています」
Photo/ Reiko Masutani
Text/ Noriko Yokota
〈おすすめメニュー〉
「トリッパとギアラのオーブン焼き」 2,376円「白海老、トマト、クレソンのタリオリーニ」 2,160円
「プリン」 540円
※別途席料お一人様540円がかかります。
※食材の入荷状況等により、メニューが変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
〈カード会員様特典〉
食前酒またはソフトドリンクを1杯サービス◆特典期間
2017年7月19日(水)→2017年9月18日(月・祝)
※ご予約の際は「タカシマヤのカード会員である旨」をお伝えください。
推薦者
うえまつ・よしえ●食材の旬を大切に、季節感あふれる料理を提案。郊外に菜園を持ち、様々な野菜や果樹、ハーブを育てている。旅好きとしても有名で、旅先で出合った味を柔軟に日々の食事に取り入れ、生活を楽しむ。料理本やエッセイの執筆のほか、代々木のベトナム料理店「ヨヨナム」のメニュー提案をするなどプロデューサーとしても活躍。「春夏秋冬 土用で暮らす。」(主婦と生活社)など著書多数。近著は「スペインバスク 美味しいバル案内」(産業編集センター)
https://www.facebook.com/yoshie.uematsu.50
イル ジョット
TEL.03-6805-9229(要予約)
東京都世田谷区駒沢5-21-9
掲載日/ 2017.7.18
※表示価格は税(8%)込です(別途席料お一人様540円)。
消費税率の変更により価格が変わる場合がございます。
※お支払いは、タカシマヤのクレジットカードをご利用ください。
営業時間:18:00~22:30(ラストオーダー)
定休日:火曜日