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但馬の「味どり」を使った、大阪・焼き鳥の草分け的な人気店 このプランは終了しています

大阪・難波  二和鳥

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店頭に掲げられた赤い提灯に「とり焼」の文字が目を引く焼き鳥店「二和鳥」。東京・銀座「鳥長」で修業した初代・片野英夫さんが大阪では珍しかった専門店を開いたのは1953年。現在は2代目の裕之さんが暖簾を引き継ぐ。鶏は兵庫・但馬の「味どり」、身が引き締まって脂の乗りがほどよい生後100日前後のものを吟味する。「良い鶏を見極めるためには全体を見ることが必要です。また、包丁を入れた瞬間から鮮度が落ちるので」と鶏は丸ごと仕入れるのも昔から変わらない。席に着くと、まず出されるのはたっぷりの大根おろし。これは焼き鳥に付けたり、口直しにも重宝する。創業以来継ぎ足しのタレを使う肝と玉ヒモ以外は、ミネラル豊富な伊豆大島の自然海塩と柚子酢をかけていただく。

二度挽きしたモモ、手羽肉、玉ネギ、麻の実などでつなぎを入れずに作る「つくね」はプチプチとした歯触りも楽しく、やさしい甘さが頬をゆるませる。「とりねぎ」はプリッとした身と甘みの強い白ネギのバランスがいい。鶏本来の個性がのびやかに味わえる上方風、焼きの妙味を召し上がれ。

Photo/ Koichi Higashiya
Text/ Sawako Yamada

営業時間:17:00~21:30ラストオーダー
定休日:日曜
※12月28日~1月6日まではお休み 
基本情報
大阪・難波
二和鳥
TEL. 06-6211-1519
大阪府大阪市中央区道頓堀1-7-7

記事更新/ 2012.12.18
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