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イタリア仕込みの煮込み料理と自然派ワインの邂逅 このプランは終了しています

東京・日本橋箱崎町  ワインバー アメ

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隅田川へとゆるやかに流れる日本橋川・湊橋のたもとにお店を構える「ワインバー アメ」。“ワインで知り合い、会話でつながる”というコンセプトのもと、2011年9月にオープンした。扱うワインは、無農薬・有機栽培や、酸化防止剤を抑えた自然派ワインが中心。フランス、イタリア、日本をはじめ、ニュージーランドといった新世界ワインなど仕入れる国も幅広い。生産者から直接買い付けしていることもあり、ここでしか味わえない希少な一本も。ワインリストには、月替わりで20種を超える銘柄が並び、グラスでオーダーできるのもうれしい。店内の黒板には、イタリア系の料理名がびっしり。なかでも、シェフの浅原建さんが得意とするのは“トリッパ(モツ煮)”だ。

浅原さんは、煮込みの名店、東京・森下の「山利喜」で修業後、イタリア・トスカーナ地方シエナのレストラン、フィレンツェのトリッパ屋台で働くなど、その多彩な経験が深みのある“煮込みの技”を生んでいる。「モツ煮 トリッパと有機オリーブのトマト煮込み」はお店を代表する一品。ゴロっと大きめに切られた牛の胃が、トマトとともに煮込まれふわふわトロトロに。夏から秋におすすめなのが、写真の「フィレンツェ風 トリッパと野菜のサラダ」。塩味の効いた拍子切りのモツは、絶妙な歯ごたえとうまみがあり、赤玉ネギ、ニンジン、セロリのシャキシャキの食感ともよく合う。合わせるワインは、フランス、ロワール産「ムスーロゼ ドメーヌ リカール」。ベリーのフルーティーな味わいと口当たりのやわらかい微発泡が、フレッシュなサラダとさわやかにマッチする。次の一皿、次の一杯へと期待がさらにふくらむ、そんな最高のスタートとなるマリアージュだ。

Photo/ Akinori Maekawa
Text/ HEARST FUJINGAHO

〈おすすめメニュー〉


【夜】 「トリッパと有機オリーブのトマト煮」 700円

基本情報
東京・日本橋箱崎町
ワインバー アメ
TEL. 03-3662-3226
東京都中央区日本橋箱崎町5-15
エヴァーグリーンマツモト 1階

http://ame-blog.com/

記事更新/ 2012.8.20
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