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一度は食べたい名物パスタイタリア人も絶賛、自家製生麺の濃厚な1皿

京都・烏丸御池  MR. MAURICE’S ITALIAN(ミスター・モーリスズ・イタリアン)

2020年、京都・烏丸御池の新風館内に開業した「エースホテル京都」。外観は建築家の隈研吾(くま けんご)氏、インテリアはロサンゼルスやシカゴの「エースホテル」と同じくコミューン・デザインが担当したモダンな佇まいで迎えます。ホテルの3階にある「ミスター・モーリスズ・イタリアン」は、中庭が一望できるルーフトップバーを備えた開放的なレストラン。天井や照明などには京都ならではの伝統工芸がさりげなく取り入れられています。

こちらのメニューを監修しているのは、ニューヨークで活躍するトップイタリアンシェフ、マーク・ヴェトリ氏。イタリアで親しまれてきた家庭料理をベースに、洗練された素材やテクニックを駆使した独創的なメニューでもてなします。パスタはすべて自家製生麺を用いているのも特徴のひとつ。今回、ご紹介する「5コースランチメニュー」(平日限定)では、シグネチャーメニューの「自家製生麺トンナレッリ カチオエペペ」を含む定番パスタ3種、季節のパスタ2種からお好きなパスタ料理が選べるのも魅力です。

ルーフトップバーを含む117席。マーク・ヴェトリ氏の願いである「ご近所レストラン」を実現したカジュアルな空間が心地よい

「5コースランチメニュー」の前菜の一例は、瀬戸内の魚介を使った「シーフードのレモンマリネ 枝豆のバーニャクリームソース 旬の野菜を添えて」。皮目を香ばしくあぶった鯛、軽く湯通ししてスライスした水だこ、甘海老に、枝豆のピューレとバーニャカウダ(にんにくやアンチョビ、オリーブオイルを用いたソース)を合わせたクリームソースを添え、新鮮な魚介の食感やうま味が引き立つフレッシュな1皿に仕上げています。

「シーフードのレモンマリネ 枝豆のバーニャクリームソース 旬の野菜を添えて」(写真は一例)

温前菜は「いかとつぶ貝の九条葱のバターソテー セサミブレッド」。セサミブレッドは香ばしさを生かすため、焼いてほどよく焦げ目を付けています。やりいかとつぶ貝はオリーブオイルでソテーし、九条ねぎとバターを合わせて白ワインで乳化させたところに合わせます。バターの風味とねぎのとろりとした食感と甘み、魚介のうま味がパンの香ばしさとあいまって、ワインのお供にもぴったりのひと品です。

「いかとつぶ貝の九条葱のバターソテー セサミブレッド」(写真は一例)

パスタの一例、「自家製生麺トンナレッリ カチオエペペ」は、イタリア人のお客様が「イタリアで食べるものよりもおいしい!」と絶賛したという名物メニュー。トンナレッリとは、スパゲッティより太めのロングパスタ。麺の表面がざらっとしてソースがよくなじむよう、生地を絞り出す際にブロンズのダイス(口金)を用いています。粉はイタリア産ですが、北海道産のバターと京都の軟水を使うので、もちもちとした食感に仕上がるそう。バターとボイルウォーター、黒こしょうを炊いたところにパスタを加え、火を止めてから2種類のチーズを乳化させて仕上げます。1皿に約60グラムのバター、ペコリーノとパルミジャーノの2種のチーズを合わせて約80グラムも使用しているので濃厚な味わい。しっかりと利かせた黒こしょうの爽やかな香りが食べ進むほどに弾けて、最後まで重くならずに楽しめます。

チーズとこしょうで仕立てるイタリア・ローマの名物パスタを進化させた「自家製生麺トンナレッリ カチオエペペ」(写真は一例)。アラカルト(2,400円)でもご提供

メインディッシュは数種類(一部プラス料金が必要)から、お好きな1品が選べます。この日のメインのひとつは「鶏もも肉とハモンセラーノのサルティンボッカ セージ風味」。叩いて薄く伸ばした鶏もも肉にセージを貼り付け、生ハムをサンドして粉を付けて焼いたもの。ソースはマルサラワインに風味付けのバターでとろみを付けて仕上げています。清涼感のあるセージの香りと生ハムの塩味が鶏肉を引き立て、まろやかなソースが好相性。

「鶏もも肉とハモンセラーノのサルティンボッカ セージ風味」(写真は一例)

食後のデザートの一例、「フェンネルとオレンジのキャラメリゼのイタリアンチーズケーキ」は、自家製リコッタチーズとマスカルポーネを用いたベイク系のチーズケーキです。リッチな味わいのチーズケーキにソース代わりのキャラメリゼしたフェンネルとオレンジを合わせて味わう趣向。コーヒーまたは紅茶とともに食後の余韻をお楽しみください。

ランチコースのご提供は平日限定ですが、土・日・祝休日には「プリフィックスブランチメニュー」(4,200円)が楽しめます。また、ディナータイムには今回ご紹介したランチコースと同じ内容の「5コースディナーメニュー」(5,500円)や、2種類のパスタが味わえる「6コースディナーメニュー」(8,000円)なども用意されています。

「フェンネルとオレンジのキャラメリゼのイタリアンチーズケーキ」(写真は一例)

「ミスター・モーリスズ・イタリアン」シェフ 堀尾誠治(ほりお せいじ)さん
「当店では、一日分9キロの自家製生麺を3~4時間かけてパスタ専門スタッフが仕込んでいます。ピザの生地も3日間かけて長時間熟成させることでグルテンフリーに近いものをご提供しています。手間ひまをかけて作り上げた自家製生麺のパスタや薪の香りが漂うピザをぜひ楽しみにお越しください」

Photo/ Koichi Higashiya
Text/ Sawako Yamada

〈おすすめメニュー〉

ランチ
「5コースランチメニュー」5,500円(平日限定)
・前菜
・温前菜
・パスタ
・メイン
・デザート
・コーヒーまたは紅茶

ブランチ
「プリフィックスブランチメニュー」4,200円(土・日・祝休日)
・前菜
・温前菜
・メイン
・デザート
・コーヒーまたは紅茶

ディナー
「6コースディナーメニュー」8,000円
・前菜
・温前菜
・パスタ2皿
・メイン
・デザート
・コーヒーまたは紅茶

※食材の入荷状況等により、メニューの内容が変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。

〈カード会員様特典〉

①ソフトドリンクまたはグラスワイン・ビールのいずれかを1杯サービス
※平日5,500円のランチコース、5,500円・8,000円のディナーコースをご予約・ご注文の方限定(1組1~20名様)
②ソフトドリンクを1杯サービス
※平日3,500円のランチコース、土・日・祝休日4,200円のブランチをご予約・ご注文の方限定(1組1~20名様)
※特典利用のご予約は電話受付のみとなります。

※ご予約・ご注文の際に「タカシマヤのカード会員」である旨をお伝えください。

●特典期間
2024年11月1日(金)→12月20日(金)

●営業時間
朝食7:00~10:30
ランチ(平日)/ブランチ(土・日・祝休日)11:30~15:00
ディナー17:30~22:00(ラストオーダー21:30)、金・土・祝前日17:30~23:00(ラストオーダー フード22:00、ドリンク22:30)

●定休日
無休

●電話受付時間
11:30~21:30

※お支払いの際は「タカシマヤのクレジットカード」をご利用ください。
※キャンセルの場合は、前日までに店舗にご連絡ください。
※キャンセル料の発生期間につきましては、店舗にお問い合わせください。
※諸事情により、内容や営業時間が予告なく変更となる場合がございます。最新の情報につきましては、店舗ホームページ、お電話にてご確認いただきますようお願い申しあげます。
※ほかの特典との併用はできません。
基本情報
京都・烏丸御池
MR. MAURICE’S ITALIAN(ミスター・モーリスズ・イタリアン)
TEL.075-229-9006(前日までに要予約)
京都府京都市中京区車屋町245-2 新風館内 エースホテル京都3階
https://www.mrmauricesitalian.com/

掲載日/2024.10.18
※表示価格は税・サービス料込です。
※写真はすべてイメージです。