ホテルの創業は1888年。京都に現存する西洋式ホテルのなかで最も古く、古都の風情とヨーロピアンテイストが調和した落ち着いた空間で迎える「ホテルオークラ京都」。地下1階にある「中国料理 桃李」は1979年にオープン、変わらぬ味を求めて訪れるファンの多いレストラン。広東料理の古典から、独創的な一品まで、バラエティ豊かな中国料理が楽しめます。

ランチタイムに供される「香港飲茶プレート」は、「京都府の現代の名工」にも選ばれた料理長・牧 定広（まき さだひろ）さんが考案した人気メニュー。中国粥を含む6種の料理とデザートがワンプレートで楽しめます。「点心」とは中国では軽い食事や間食の意味。飲茶の本場・香港では、ワゴンにのせて運ばれてくる冷菜や蒸しもの、揚げもの、炒めもの、お粥やデザートなど、さまざまな点心から好きなものを選んで、お茶とともに味わうスタイルが一般的だそうです。

この日の「冷菜盛り合わせ」は、くらげ、鯛のお刺身、紹興酒・ねぎ・生姜で風味づけした海老、蒸し鶏のねぎソース、湯引きして桂花陳酒（けいかちんしゅ）に漬けたプチトマト。「海老とホタテの炒めXO醤風味」は袋茸やヤングコーンなど季節野菜の食感を生かし、XO醤でうま味を引き出した一品。「まろやか黒酢 酢豚」は仕上げに酢を足すことにより、キリッとした味わいを引き立てています。

「飲茶盛り合わせ」は3種。つるりとした皮と中に包まれた海老のゴロッとした食感の対比がユニークな海老入り蒸し餃子。「食感が単調にならないように」と椎茸やくわいのシャキシャキとした歯ごたえを加え、玉ねぎの甘みを生かしたシューマイ。いかのコリコリとした食感を残したいかシューマイ。ほかにも、ふかのひれ入り蒸し餃子やショーロンポーなどが登場することも。たけのこや豚挽肉を用いたミニ春巻や大根の繊維が残らぬようになめらかに仕上げた香ばしい大根もちも楽しみです。

「干し貝柱入り白粥」は、白ごはんを水で十分に蒸したものを鶏や豚から引いた滋味豊かな中華スープでのばし、干し貝柱のうま味を加えています。あしらいには万能ねぎと揚げパンを。ザーサイは、胡麻油の香りとほどよい塩味がお粥によく合います。季節のフルーツを用いた「杏仁豆腐」や「ココナッツミルク」など、食後に用意される日替りのデザートもご堪能ください。

 

Photo/ Koichi Higashiya
Text/ Sawako Yamada

 

〈おすすめメニュー〉

「香港飲茶プレート」5,000円
・冷菜盛り合わせ
・海老とホタテの炒めXO醤風味
・まろやか黒酢 酢豚
・飲茶盛り合わせ
・はるまきと大根もち
・干し貝柱入り白粥、ザーサイ
・デザート

※食材の入荷状況等により、メニュー内容が変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。

〈カード会員様特典〉

モクテル（ノンアルコールカクテル）を1杯サービス
※ランチの「香港飲茶プレート」5,000円をご予約・ご注文の方限定（1名様より）

※ご予約・ご注文の際に「タカシマヤのカード会員」である旨をお伝えください。

●特典期間
2023年9月1日（金）→10月31日（火）

●営業時間
ランチ11：30～15：00（ラストオーダー14：30）
ディナー17：30～21：00（ラストオーダー20：00）

●定休日
無休

●電話受付時間
11：30～20：00

※お支払いの際はタカシマヤのクレジットカードをご利用ください。
※キャンセル料発生期間につきましては、店舗にお問い合わせください。
※キャンセルのご連絡は前日までに店舗にご連絡ください。
※諸事情により、内容や営業時間が予告なく変更となる場合がございます。最新の情報につきましては、店舗ホームページ、お電話にてご確認くださいますようお願い申しあげます。
※ほかの特典との併用はできません。

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