日本に広東料理を広めた功績で知られる周富徳（しゅう とみとく）さんのもとで研鑽を積んだ、唐朱興（とう しゅこう）オーナーシェフ。産地直送を中心に、お客様に安心して味わっていただける厳選した食材を用い、伝統的な技法をベースに仕上げる繊細で現代的な中国料理が大人気です。本プランでは、少量ずつ多種の美味を盛り込んだ前菜や点心、メインは肉もしくは魚、デザートもお好みで選べる特別なランチコースで会員の皆様をお迎えします。この機会に足を運び、ぜひじっくりとご堪能ください。

特別ランチコースの最初に登場するのは「六種の彩り小鉢前菜」。紫キャベツの酢漬けや蒸し鶏、お刺身サラダ、叉焼などが並びます。なかでも特に人気なのが、写真右上の「海老マヨ」。この料理を日本に紹介したとされる師匠の味を受け継いだひと品です。まろやかな自家製マヨネーズに甘みのある海老のバランスが抜群。また、少量ずつ多彩な味が楽しめるのもうれしい演出です。

「六種の彩り小鉢前菜」（写真は一例）

せいろで蒸したての熱々をいただける、手作り点心。枝豆を使ったシュウマイに、海老蒸し餃子、翡翠餃子などを味わっていただけます。モチモチの皮が、それぞれのあんのうま味を閉じ込め、風味だけでなく食感もお楽しみいただけます。

「手作り点心三種」（写真は一例）

メインは、肉と魚料理のいずれかからお選びいただけます。写真は、脂ののったのどぐろをふっくらと蒸し上げてソースをかけ、たっぷりのねぎとパクチーを添えた料理です。「広東料理は、素材をシンプルに生かすのが特徴。そのため、五島列島産の魚や北海道の帆立貝など、厳選した鮮度の良い食材を使用しています」と唐シェフ。仕入れ次第なので、内容は当日のお楽しみです。

「本日の主菜」の魚料理（写真は一例）

つづいて、チャーハンもしくは中華そばです。こちらは、定番の五目チャーハン。具材には、海老や叉焼、レタスなどを使っています。強い火力でしっかり火入れすることで、パラパラに仕上げたチャーハンは、シンプルながらここでしか出合えない逸品です。

「本日の炒飯または中華そば」（写真は一例）

総料理長の唐朱興（とう しゅこう）さん
「ベースは、伝統的な広東料理の技法。また、お客様に安心して食事を楽しんでいただけるよう、調味料は自家製を中心に。食材も安心・安全で鮮度の良いものを厳選しています。今回は、満足度は高く、でも食後感が重くなりすぎないようにコースを構成しました。ぜひ、ゆっくりとお楽しみください」

Photo/ Hiroaki Shinohara
Text/ Chinatsu Kimura

〈美食百花 特別プラン〉

【期間】2022年9月1日（木）→10月31日（月）
【ご提供時間】ランチ11：00～15：00（ラストオーダー14：00）
【料金】お一人様5,940円　※税・サービス料込

コース内容
・六種の彩り小鉢前菜
・手作り点心3種
・本日の主菜（肉または魚料理からチョイス）
・本日の炒飯または中華そば
・選べるデザート
・ライチ紅茶

※食材の入荷状況等により、内容が変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。

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