タイ南部のスラートターニー県に属するサムイ島は、タイで3番目に大きな島。島全体がココナツの木で覆われていることから、ココナツアイランドと呼ばれています。サムイ島をイメージして2014年にオープンした「コサムイ バイ チェディルアン」は、バンコクやチェンマイ、イサーンなどタイ各地の料理を提供する人気レストラン「チェディルアン」が手がけるリゾートレストラン&カフェです。

タイ全土で一番辛いといわれる南部の料理は、カピ（発酵させた海老のペースト）やフレッシュハーブを使い、ターメリックなどを用いたスパイシーな味付け。シーフードや野菜、フルーツを生かした彩りも鮮やかです。現地から迎えた熟練のシェフが料理を担当、日本人の味覚に合うように唐辛子や塩を控え、素材の持ち味を生かしています。前菜におすすめの「パー ホイ ナムロン」は、みずみずしい牡蠣をほんのり甘いパッションフルーツのソースで味わう一品。レモングラスや香ばしいフライドオニオン、爽やかなミントがアクセントになります。

「トムヤム メナム チャオコー」は、大きな手長海老を用いたスープ。メナム川で獲れた手長海老はタイでも珍しい食材で、火を入れる前の生の状態ではブルーだそうです。週に一度、現地から入荷するハーブをふんだんに効かせたスープは海老の頭から出るエキスやミソが溶け合い、甘み・酸味・辛みが一体となった濃厚な味わいが楽しめます。

サラダ和えご飯「カオヤム パックタイ」もタイ南部の名物料理。アジア全土の五つ星ホテルで使用されているという最高級のジャスミンライスは、花のような甘い香りが特徴です。さらりとした米なので、水分を含みやすくカレーや汁ものとの相性も抜群。黄色い部分は現地で「魔除け」とされるターメリックを使用。唐辛子、ローストココナツ、レモングラス、きゅうり、柑橘、こぶみかんの葉、干し海老、いんげん、サトー豆などをご飯に混ぜ、「ナム ブドゥ」という南タイの伝統的な発酵調味料のソースと和えていただきます。少しクセのある香りのソースにはナンプラーやココナツシュガーの甘みが加わり、とろりとまろやかにご飯になじみます。

「コサムイ バイ チェディルアン」は、日本国内で12店のみのタイ政府認定五つ星レストラン「タイ・セレクト・プレミアム」にオープン年より連続で選ばれています。本格的な南タイの美味はもちろん、太陽の光がふりそそぐ眺望の良いテラス席などリゾートで過ごすようにリラックスできる空間も魅力。ディナータイムは美しい夜景も好評です。

Photo/ Koichi Higashiya
Text/ Sawako Yamada

 

〈おすすめメニュー〉

アラカルト（17：30～）
「パー ホイ ナムロン」１個495円（オーダーは3個から）
「トムヤム メナム チャオコー」1人前968円（オーダーは2人前から）
「カオヤム パックタイ」1,298円

※ディナータイム（17：30～）はチャージお一人様418円、サービス料10%が別途必要

〈カード会員様特典〉

ディナー（17：30～22：30）をご予約の方（１～4名様）に、コサムイ パティシエ特製デザート２品盛り合わせをサービス

◆特典期間
2019年12月18日（水）→2020年１月17日（金）
※除外日／12月31日（火）、2020年1月1日（水・祝）→4日（土）

※ご予約の際は「タカシマヤのカード会員」である旨をお伝えください。
※お支払いはタカシマヤのクレジットカードをご利用ください。
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