スペインの美食をご紹介! グルメの都・バスクのバル文化を楽しむ
大阪・本町 ガストロテカ ビメンディ
スペイン北部、フランスとの国境近くにあるバスク地方。ミシュランの星付きレストランが多く点在するこの地は美食の都として注目されています。バスク料理が好評の大阪・本町にあるレストラン「エチョラ」の姉妹店が「ガストロテカ ビメンディ」。店名に使われている「ガストロテカ」は「美食空間」、「ビメンディ」は「ふたつの山」を表すバスク語です。
バスクの街中にあるバルは立ち飲みスタイルが多く、カウンターに並んだタパスと呼ばれる小皿料理や、串に刺したおつまみのピンチョスをつまみながら、数軒を飲み歩く人が多いそう。現地の気楽なバルの雰囲気を伝えるカウンターに加え、こちらのお店にはゆっくり食事が楽しめるテーブルやテラス席も用意されています。
タパスは定番30種に、デザートや季節のメニューが加わります。「蟹のグラタン」はかにと野菜を魚のだしで煮詰めてタルト生地に詰めて焼いたもの。サクッと香ばしいタルトと、濃厚な海の幸の風味がよく合います。ベシャメルソースに生ハム、鶏肉、ゆで卵を合わせた「生ハムのコロッケ」はとろりとクリーミー。ガーリックオイルをたらのゼラチン質で乳化させた郷土料理のピルピルソースは、たこのぷりぷりとした食感とともに。にんにくの香りが食欲をそそります。
木製ケースに飾られたサンプルから、見た目も楽しいパンタパスを選んでオーダーするスタイルも新鮮。くるみとドライフルーツが入ったパンタパス「ブルーチーズのムース」はワインが恋しくなる一品。野菜のビナグレッタソース(オリーブオイルとビネガーを合わせたもの)で仕上げた「海老のプランチャ(鉄板焼き)」、ピカディージョ(スパイシーな豚ミンチのソテー)を添えた「マッシュルームのプランチャ」のパンタパスは焼きたてが供されます。
自家製の「イベリコ豚のチョリソ」は、しっかりとした味付けとぎっしり詰まった質感で食べごたえがあります。皮をパリッと香ばしく焼き上げたものをじゃがいものピューレの上に盛り付け、仕上げにシードル(りんご酒)のソースを添えて。
初めて訪れた方におすすめしたいのが「おまかせピンチョスコース」3,780円(終日提供。予約をおすすめします)。酒菜からメインまで10種類の多彩なピンチョスやタパスが味わえます。また、食後にはリオハのレストラン「エチャウレン」のレシピで作ったチーズケーキや、タルト生地にカスタードクリームを詰めた伝統菓子「ガトーバスク」など、バスクならではのデザートも併せてお楽しみください。
Photo/ Koichi Higashiya
Text/ Sawako Yamada
〈おすすめメニュー〉
アラカルト「蟹のグラタン」2個540円
アラカルト「生ハムのコロッケ」2個378円
アラカルト「たこのピルピル」540円
アラカルト「ブルーチーズのムース」432円
アラカルト「海老のプランチャ」540円
アラカルト「マッシュルームのプランチャ」432円
アラカルト「イベリコ豚のチョリソ」864円
終日提供の「おまかせピンチョスコース」3,780円(予約をおすすめします)
※17:00以降は1人あたりテーブルチャージ216円を頂戴します。
〈カード会員様特典〉
「おまかせピンチョスコース」3,780円をご予約された方、またはアラカルトで3,780円(税込)以上ご注文の方に、生ビール、グラスワイン赤・白、サングリア、ソフトドリンクのいずれか1杯をサービス◆特典期間
2019年5月20日(月)→ 6月17日(月)
※ご予約の際は「タカシマヤのカード会員」である旨をお伝えください。
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掲載日/2019.5.20
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