磯部作喜子さんの太鼓判!味・色彩ともに素晴らしい野菜のテリーヌ
愛知・名古屋 四間道レストランMATSUURA
名古屋駅から車で5分ほどの距離ながらも、町家や石垣の上に建つ土蔵が立ち並び、江戸時代の城下町の風合いが色濃く残る四間道(しけみち)地区。現在は、蔵や町家を再利用したレストランやカフェ、雑貨店などが増え、趣ある古い町並みから新しい息吹も感じるようになりました。そんな町の一角にある「四間道レストランMATSUURA」も、築370年以上という蔵をリノベーションしたフレンチレストランです。
「四間道レストランMATSUURA」は2013年9月に松浦仁志(まつうら・さとし)さんがオープン。確かな腕が作り出す味と色彩豊かな盛り付け、そして遊び心が垣間見える料理でファンを増やす人気店です。「オープン当初から利用している」と話す料理家の磯部作喜子さんもそんなファンのひとり。「生徒さんやお友達と、ランチやディナーによく伺います。素材を大切にした体に優しいフレンチは年齢を問わずどなたにも好まれるので、遠方からのお客様をお連れすることも多いです」と、大切な方々に紹介されています。
季節感を大切にする松浦さんの料理には、契約農家から仕入れる新鮮な旬の野菜や、三河湾・伊勢湾で揚がった魚介類など、地元の食材が欠かせません。スペシャリテであるテリーヌは常時4〜6種類ほど用意されていますが、なかでも18種類の野菜を使う「菜園野菜のテリーヌ」は、野菜のブイヨンと和風だしを使用し、各食材が持つ食感や味わいを生かした仕上がりになっています。
「松浦シェフの作るテリーヌは、素材の配置や色彩の美しさがとても素晴らしいです。私の料理教室にテリーヌを教えに来ていただいこともあります。また、本来は切るのが難しいテリーヌですが、切った時の美しさまで計算して作られているのはさすがです。さらに、季節のテリーヌの食材選びに見られるシェフのイマジネーションも見事です」と感動しきりの磯部さん。
ランチで人気のあるコースは、お昼からしっかりとお店の味と魅力が堪能できる内容になっています。「オマールのキッシュ」「エゾジカのハンバーガー」「ゴボウのムース」が盛り付けられたアミューズに期待が高まり、ベリー類と赤ワインのソースで仕上げた「カモ胸肉のロースト」や野菜と白ワインのソースで食べごたえのある「甘鯛のエチュベ」などメイン料理も華やか。
食後の小菓子やドリンクの内容・盛り付けにも興味を引くポイントが随所に。食後のゆったりとした雰囲気に花を添え、話題の尽きない楽しい時間が過ごせそうです。
また、「ワインは姉妹店で日本酒をメインに提供されている『熟成古酒 Élevage(エルヴァージュ)』の大きな冷蔵庫にも1,000本ほど保管されているそうです。ワイン好きの方にも喜ばれますよ」と磯部さん。これからの時期はメニューにジビエ料理(野生の鳥獣を食材にした料理)や根菜を使った料理が充実するので、ワインとのペアリングを楽しむディナーも利用してみてはいかがでしょうか。
Photo/ Hiroshi Mamiya
Text/ Yuko Morishita
〈おすすめメニュー〉
昼のコース 3,800円
・アミューズ ・スープ ・テリーヌ ・お魚料理 ・お肉料理 ・デザート ・パン ・小菓子 ・コーヒーまたは紅茶
夜のコース 8,000円〜
※税(8%)・サービス料(昼5%・夜10%)別
※食材の入荷状況等により、メニューが変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
〈カード会員様特典〉
前日までにご予約の方に食前酒(ノンアルコールも可)を1杯サービス◆特典期間
2018年12月18日(火)→2019年1月31日(木)
※2018年12月23日(日)→25日(火)を除く
※ご予約の際は「タカシマヤのカード会員」である旨をお伝えください。
※支払いはタカシマヤのクレジットカードをご利用ください。
推薦者
いそべ・さきこ●名古屋市と東京・港区田町で料理、パン、お菓子、テーブルコーディネートの教室「ル・サロン・ブラン」を主宰。教室には「幅広いメニューが本格的に学べる」と多くの生徒が訪れる。2018年11月に開催された台湾での初めての海外講座すべてが満席に。メディア掲載も多く、企業とのコラボレートや食卓芸術や料理教室などのセミナー講師としても活躍中。著者に 『ランチタイムのおもてなし』などがある。
http://salon-blanc.jp/
https://ameblo.jp/salon-blanc/
掲載日/2018.12.18
※表示価格は税(8%)・サービス料別です。
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