特別ランチコースは、前菜からデザートまで全７品をご用意

「医食同源」をうたい、長い歴史に裏打ちされた多彩な調理技術を誇る中国・広東料理。その技法をもとに、油やスパイスを控えることで日本人の味覚に合う軽やかな味わいをかなえる「赤坂璃宮」。また、気仙沼産のふかひれなど、国産食材を積極的に取り入れています。今回は特別に、同店が看板メニューに据えるチャーシューなどの焼き物やふかひれ、北京ダック、蒸し点心などを盛り込んだ、全７品のランチコースをご用意しました。

店内の階段を上がれば、明るい日が差し込むテーブル席が広がる

ランチのスタートに供されるのは、チャーシューと蒸し鶏、豚バラ肉のクリスピー焼きからなる前菜。「店を訪れたらぜひ召し上がっていただきたい」と料理長の川口海一（かいいち）さん。中国料理ならではの繊細かつ複雑な技を尽くして生まれる３種類の奥深い風味が1皿に盛り込まれています。

上品で美しい盛り付けの前菜（写真は一例）。色鮮やかな野菜やクラゲを添えて。

「ふかひれ姿入り蒸しスープ」は、宮城県・気仙沼産ヨシキリザメのふかひれに高麗ニンジン、クコの実などを加えて蒸しあげた、まさに中国・広東料理の「医食同源」を体現する1皿。ふかひれ独特の心地よい食感はもちろん、豚肉や鶏肉、金華ハムを煮込んだ軽やかかつ滋味深い味わいのスープとの調和をじっくりご堪能ください。

ヘルシー食材たっぷりの「ふかひれ姿入り蒸しスープ」

赤坂璃宮自慢の「北京ダック」。入念な下処理を施したアヒル肉を専門の職人が窯で焼きあげます。パリッとした食感の皮をカットし、細切りのネギやきゅうり、甘みとコクのある味噌とともに薄餅で包んでご提供します。

丁寧かつ上品に巻いて提供される「北京ダック」

ころんと愛らしい姿にそれぞれ異なる美味を秘めた人気の点心。皮にニラを混ぜ込んだ緑の色合いが美しい餃子にシュウマイやエビ蒸し餃子など、日替わりで３種類が登場します。少しずついろいろな味わいを体験したい方にとって、心躍るうれしい演出です。

（左から）ニラ餃子、シュウマイ、エビ蒸し餃子

「豚バラ肉の黒酢煮込み」は、口中いっぱいに広がるまろやかな脂のうま味ととろけるような食感が魅力。一見すると濃厚な味わいでボリューム感がありそうな料理ながら、このしっかりとした色合いは、豚バラ肉に下味をつけるために使用した赤米に由来するもの。その後に香辛料と黒酢で煮込んでいるため、食後感は思いのほかさっぱりと軽やかです。

ふっくら柔らかく煮込んだ「豚バラ肉の黒酢煮込み」

食後のデザートは、マンゴープリン、杏仁豆腐、タピオカからお好みの1皿をチョイスできます。写真はマンゴープリン。滑らかな舌触りにしっかりとコクのある味わい。マンゴーにパッションフルーツを加え、さわやかな酸味を利かせたバランスが絶妙です。

本日のデザート（写真はマンゴープリン。ほか、杏仁豆腐やタピオカから1皿選択できる）

(写真左から)
「赤坂璃宮」代表取締役社長兼総料理長の譚 澤明さん（たん・さわあき）と
赤坂本店料理長の川口海一（かわぐち・かいいち）さん
「本プランでは、当店自慢の焼き物やふかひれ姿入り蒸しスープ、北京ダック、点心などを楽しんでいただける全7品のランチコースをご用意しました。日本の方にご満足いただけるよう、軽やかな味わいを目指した料理をぜひご堪能ください」