サルボ恭子さんの太鼓判!鮮度抜群の魚料理、日本酒、締めのラーメンを楽しみに
東京・代々木上原 潮待ち
「潮待ち(しおまち)」は、代々木上原駅から歩いて1、2分の場所に2017年7月にオープンしたばかり。店主の川島好雄さんと奥様が、以前、世田谷区松原で「うおのそら」を開いていた頃から、サルボ恭子さんはおいしい魚を食べたいとき、フランス人のご主人や友人と訪れていました。
サルボさんのご主人はおひとりでお店に行くことも。店内にはカウンターが9席あり、ひとりで訪れても心地よく食事ができ、時には隣席に居合わせた方との会話も弾むようなリラックスした雰囲気なのです。
「店主の川島さんは鮮魚店が経営する料理店で長年修業なさっていたので、魚の知識や目利きが抜群。手間のかかる仕込みには、毎回うなります」とサルボさん。その日に築地で仕入れた高級鮨店と変わらない質のよい魚が、季節によって6~8種盛り込まれる「刺身の盛り合わせ」は、シンプルにして、その才能を確認できるプレートです。
「潮待ち」は、食べるのが楽しくなるようなオリジナリティあふれる酒肴でも有名。サルボさんが大好きなのがフワッフワの「さつま揚げ」です。秘密は卵黄で作る“玉もと”。甘鯛や鯛などをていねいに店ですり、玉もとを混ぜ、オーダーごとに手で成形して揚げています。
サルボさんは、もう1品、出合えればラッキーという「ラーメン」も紹介してくれました。店主の川島さんによると、「毎日メニューにあるわけではないのですが、鯛やスッポン、貝類など、ラーメンのスープに最適な魚介を仕入れたときに作っています」とのこと。
「サルボさんが“スープまで飲み干せるほどおいしい”とおっしゃってくれたのはうれしいですね」と川島さん。「『潮待ち』のラーメンのスープには、余計な油(脂)を入れていません。魚そのものを味わえるようなラーメンにしたいと思っているので、出汁をとった魚は、具としても使い、素材を味わっているという醍醐味を感じていただけるようにしています」
川島さんが日本酒に詳しいことから、日本酒好きから注目される新進気鋭の酒蔵や、国際コンクールで高く評価された日本酒も揃います。小料理店なので単品の料理が豊富ですが、今回ご紹介した「刺身盛り合わせ」や「さつま揚げ」が含まれる5,940円からのコース料理もおすすめです(料理の内容は予約時にご確認ください)。
Photo/ Kohei Nakamoto
Text/ Noriko Yokota
〈おすすめメニュー〉
刺身盛り合わせ 1,944円(季節により内容が変わります)さつま揚げ 734円
ラーメン 1,350円(不定期メニュー。その都度内容と価格が変わります)
※すべて税込
※別途お通し・席料お一人様648円がかかります。
※食材の入荷状況等により、メニューが変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
〈カード会員様特典〉
小鉢一品サービス◆特典期間
2018年1月18日(木)→3月18日(日)
※ご予約の際は「タカシマヤのカード会員である旨」をお伝えください。
※お支払いはタカシマヤのクレジットカードをご利用ください。
推薦者
さるぼ・きょうこ●老舗旅館の長女として生まれ、料理家の叔母に師事したのち渡仏。パリの高級ホテル「オテル・ド・クリヨン」の厨房で働き帰国。プロのシェフの腕前を持つ料理家として活躍する一方、上野万梨子氏や有元葉子氏のサポートを行った経験も。料理教室主宰、書籍執筆のほか、出張料理やケータリングの依頼も多い。近著に『長谷園「かまどさん」で毎日レシピ』ほか。
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掲載日/2018.1.18
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