栗原 友さんの太鼓判!酒蔵の気分を伝える日本酒と、豊富なメニューでごきげんに
京都・烏丸御池 楽酒菜 まゆめ
京都・新町通にのれんを掲げる居酒屋「楽酒菜 まゆめ」。2009年にオープンしたお店を切り盛りするのは、店主の佐藤謙一さん。毎日替わるお品書きには、季節の素材を生かした40~50種の品々が並びます。
「初めてこの店を訪れたのは5年ほど前。友人に連れてきてもらったのがきっかけです。以来、京都の仲間と大勢で集まるときはたいていこちら。京都らしいおばんざいのお店ですが、メニュー数がものすごく多く選ぶのが楽しくて。ポーションが大きくないので、気になったものをいろいろな種類オーダーできるのもいいですね」と料理家の栗原 友さん。
「毎回、違うものを頼んでいます。前回お邪魔したときにいただいたハンバーグは、肉汁があふれていて、とてもおいしかったですね」と栗原さん。「手ごねハンバーグ」は、佐藤さんが一番焼きやすく、肉汁がジワ~ッとあふれ出るサイズを求めて試行錯誤。現在の200グラムに行きついたという渾身のひと品。オープン当初から継ぎ足して守るデミグラスソースがなみなみと。キャベツの千切りと揚げたてのポテトチップスが添えられ、ボリューム満点です。
「必ずオーダーするのは、店主の佐藤さんがおすすめする日本酒です!」。豊富に揃う日本酒も「おんな酒場放浪記」などで活躍する栗原さんが注目するところです。日本酒の種類は常時26種、ラインナップは日によって変わり、価格は一律に設定されています。「料理に合わせやすい日本酒、とくに生原酒に力を入れています。家庭でできない温度管理がきちんとできますので、酒蔵で飲んだときと同じおいしさを味わっていただけると思います」と佐藤さん。
カウンターの大皿には、定番の「豚の角煮」や「ほうれん草ときのこのお浸し」など、親しみを感じるおばんざいが並びます。「豚の角煮」は酸度が高いお酒に合わせて、やや甘口の味付けを心がけているそう。日本酒に合う=お米によく合う味わいはご飯も進ませます。
栗原さんが毎回、楽しみにしているという季節のメニュー。佐藤さんの冬のおすすめは、から揚げにした小芋をアツアツのあんでいただく「小芋のカニあんかけ」です。セコガニが手に入る時期は、その身も内子もたっぷりあんに加えていて、セコガニ独特の風味が口いっぱいに広がります。
「カウンターがあるので、ひとりで行っても寂しくありません。日本酒メニューと料理のお品書きを見比べながら、オーダーすると楽しいですよ。お酒選びに迷ったら、佐藤さんに相談を。ぴったりの一杯をすすめてくれます」と栗原さん。お酒好きな方はもちろん、日本酒ビギナーも、ひとりでも大勢でも楽しめる、懐の深い一軒です。
Photo/ Koichi Higashiya
Text/ Sawako Yamada
〈おすすめメニュー〉
手ごねハンバーグ 1,620円豚の角煮 756円
ほうれん草ときのこのお浸し 464円
小芋のカニあんかけ 918円
※税込・サービス料なし
※食材の入荷状況等により、メニューが変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
〈カード会員様特典〉
ご予約の方に食前酒(日本酒各種、生ビール、チューハイ、焼酎)またはソフトドリンクを1杯サービス◆特典期間
2017年12月18日(月)→2018年2月17日(土)
※2017年12月31日(日)、2018年1月1日(月)を除く
◆利用条件
1組4名様まで
※ご予約の際は「タカシマヤのカード会員である旨」をお伝えください。
※お支払いは、タカシマヤのクレジットカードをご利用ください。
推薦者
くりはら・とも●ファッション誌のフリーエディター、PR会社勤務を経て、2005年より料理家として活動開始。都内スタジオにて月に2回、「魚さばき教室」「平日のスパイス料理教室」を開催中。不定期で「離乳食セミナー」や各地のイベント、トークショーでも活躍。著書に『クリトモの大人もおいしい離乳食』『クリトモのさかな道』などがある。
https://www.facebook.com/tomo.kurihara
https://www.instagram.com/kuri__tomo/?hl=ja
掲載日/2017.12.18
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