HANA吉兆

【美食百花特別プラン】新春らしい華やぎを添えた会席をグレードアップこのプランは終了しています

京都・祇園 HANA吉兆

昼のミニ会席「雅（みやび）」の内容をグレードアップした8品をご用意

嵐山に本店を構える「京都吉兆」の支店として、1992年にオープンした「HANA吉兆」。「伝統と革新」を掲げる名店の味を基本に、食通が集う祇園ならではの遊び心をプラスした料理が好評です。祇園四条駅から徒歩約2分、南座に隣接とアクセスもよく、買い物や観劇、京都散策の際のランチにもおすすめの一軒。今回の特別プランでは、人気のミニ会席「雅」の内容をグレードアップさせた献立をご用意しました。

京都・南座に隣接するビルは、京の風情とモダンなスタイルが共存

コースのスタートは、八寸。「寒い時期ですので、まずほっこりと温かみのある演出でお迎えしたいと思います」と料理長の高橋利治さん。桂むきにした大根でこしらえたぼんぼりの中には小さなろうそくが灯されます。セリのゴマ和え、鯛の煮こごり、ウニととろろの和えもの、車エビ旨煮、ローストビーフ、クワイなど6品。料理をいただくひととき、揺らめくやわらかな灯りが心を和ませます。

あしらいや愛らしい器づかいも楽しみな新春の八寸

造りは「京野菜とトロのたたき」。「サラダ感覚で召し上がっていただくひと品です。ボリューム感のあるコースを最後までバランスよく楽しんでいただけるように。トロの脂っこさを際立たせないよう、さっぱりと仕立てました」と料理長。小カブ、金時ニンジン、水菜、ラディッシュなどシャキシャキとした野菜の食感が爽やか。大根おろしやネギ、レモンが入ったちり酢を添えてすすめます。

地元の野菜を生かしたサラダ風の造りが新鮮な驚きを生む

通常のコースで出される焚合の代わり、強肴は「鯛とカブの小鍋」。「温かいものが恋しい季節、カブもおいしくなります。先ほどの造りとはまた違ったカブの味わいをお楽しみください」。カブは筋を残さぬよう厚めに皮をむき、その皮で出汁を取って身を炊くと甘みがしっかり残り、真っ白に仕上がるそう。酒蒸しした鯛と炊くことで、鯛の甘みや旨みがカブにもしっかりと染み込みます。具材はもちろん、滋味豊かな出汁も最後の一滴まで堪能できます。

鯛とカブを小鍋仕立てにした強肴は特別メニューとして登場

緩急に富んだコースを締めくくる食事に用意されるのは「湯葉のあんかけ御飯」。アツアツの餡でいただく湯葉たっぷりのご飯は、寒い冬にうれしいひと品。食後には、通常のフルーツに代えてお抹茶と菓子をご用意。食後の余韻をゆっくりお楽しみください。

「京都吉兆」の系列店でカウンター席があるのはここのみ

ビルのエントランスを彩るのは、和紙作家・堀木エリ子さんが手がけた壁面装飾。1階はカウンター6席。2階は28名まで対応できる掘りごたつ式の座敷、3階は「土」をテーマにした3名～6名までのテーブル席の個室、5階には2名から利用できる半個室があります。階ごとに趣向を凝らしたゆったり空間で迎える一軒、新年会など心弾む集まりに訪れてはいかがでしょうか。