口尾麻美さんの太鼓判! フランスの郷土料理や“樽ワイン”がリーズナブルに楽しめる
東京・代官山 ル・コントワール・オクシタン
世界のさまざまな土地で出合った郷土料理からインスピレーションを得て、これまで、魅力的な料理を提案してきた口尾さん。そんな彼女が愛してやまないレストランが、代官山にある「ル・コントワール・オクシタン」です。「東京にいるのにフランスの地方そのものを感じられる一軒。窓ガラスから中が見える開放的な雰囲気なので、友人とはもちろん、ひとりでも気兼ねなく食事ができる貴重なお店です」
「こちらのお店は、隣にある老舗フレンチ『レストラン・パッション』の姉妹店。厨房を仕切るのは中山祐樹シェフです。オーナーシェフのパッションさんの故郷であるラングドックを中心としたオクシタン(南仏)地方の郷土料理を見事に再現なさっていて、どれも日本人に媚びることのないフランスそのものの味わいで素晴らしい」と口尾さん。
「パッションさんのスペシャリテである“カスレ”のおいしさは特に有名です。カスレはさまざまな種類がありますが、この店のものは豚足やすね肉の自家製ブイヨンで白いんげん豆をことこと煮て、豚肉やソーセージ、鴨のコンフィとキャセロール仕立てにしたもの。ワインなどは入っておらず、ハーブよりも黒胡椒の風味が主役です。これがまた、ラングドックの赤ワインとよく合うのです!」
もうひとつ口尾さんが大好きな料理が、こちら。コンテチーズでとろとろにのばしたマッシュポテトに、自家製のトゥールーズソーセージをドーンとのせた迫力のひと品。「“アリゴ”と呼ばれるじゃが芋のピュレは素朴ですが、誰にも愛される味です。ソーセージとのコンビネーションは、最高の組み合わせ。ここでしか食べられないので、ぜひ味わってほしいです」
ワインは樽からグラスへ自分で注ぐセルフサービス式で、銘柄はパッションさんの故郷であるラングドック産が中心。どの樽ワインも一律でグラス1杯800円という価格設定がわかりやすい。
そして忘れてはならないのが、口尾さんも必ず楽しみに食べるという、選べるケーキ。「サービスの方がサンプルを見せてくださいます。料理はひと皿ひと皿ボリュームがあるので、もう食べられないかなと思うのですが、郷土菓子なら食べて帰りたいと思わせてくれます。おなかがパンパンになるのも旅の思い出そのままです」
Photo/ Kohei Nakamoto
Text/ Noriko Yokota
〈おすすめメニュー〉
トゥールーズソーセージのローストとチーズ入りじゃが芋のピュレ“アリゴ” 1,900円モレンジョ風豚肉と白いんげん豆の煮込み“ムンジェタード” 3,000円
季節のデザート 一律500円
樽ワイン(グラス) 一律800円
※すべて税込
〈カード会員様特典〉
ディナータイム(17:00~22:00)に5,000円以上のご利用の方に限り、食前酒(スパークリングワイン、キールなどのカクテル、ビール)またはソフトドリンクをお一人様につき1杯サービス※ご利用総額5,000円以上でクレジットカード使用可
◆特典期間
2017年9月19日(火)→2017年11月19日(日)
※ご予約の際は「タカシマヤのカード会員である旨」をお伝えください。
※お支払いは、タカシマヤのクレジットカードをご利用ください。
推薦者
くちお・あさみ●フランスをはじめ、トルコやモロッコなど、旅から受けたインスピレーションをもとに家庭料理を提案。著書に『クスクスっておいしい! パリ&モロッコの旅と、とっておきのレシピ』(グラフィック社)など多数。センスの良い暮らしぶりにファンが多く、パリのアパルトマンのようなキッチンは数々のメディアで紹介されている。
https://www.instagram.com/asamikuchio/
https://www.facebook.com/asami.kuchio
ル・コントワール・オクシタン
TEL.03-3476-5166(特典希望の場合は要予約)
東京都渋谷区猿楽町29-18 ヒルサイドテラスA-6
http://www.pachon.co.jp/jpn/bistro_broche/
掲載日/ 2017.9.19
※表示価格は税(8%)込・サービス料なしです。
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