ラ・ブリアンツァ

『モダンリビング』志水編集長おすすめ六本木ヒルズの大人気イタリアン。入門はランチコースからこのプランは終了しています

東京・六本木ラ・ブリアンツァ

トリュフ、チーズ、卵を大胆に混ぜて食べる「トリュフのオーブン焼き」は、店を代表するひと品（昼のコースより）

六本木ヒルズのレジデンスC棟に店を構える「ラ・ブリアンツァ」は、麻布十番の人気イタリアン「ヴィア・ブリアンツァ」の姉妹店です。
「インテリアデザイナーの奥昌子さんが内装を手がけていて、天井が高く窓の大きな店内で気持ちよく食事ができます。目の前でトリュフを削ってもらえる『トリュフのオーブン焼き』は至福の味わいです。モダン&ラグジュアリーな空間と、繊細なイタリアンの相乗効果が素晴らしいお店です」（志水編集長）

内装を手がけたのはインテリアデザイン事務所「プラスタック」代表の奥昌子さん。高い天井、白と水色を基調としたカラーバランス、床のタイルなどすみずみまで美しい

ミシュランガイドで3年連続ビブグルマン（コストパフォーマンスが高く料理がおいしい店）として掲載されている同店。選ベる前菜のひと品として有名な「トリュフのオーブン焼き」は、その評価が正しいとよくわかる逸品です。

前菜の「トリュフのオーブン焼き」は、コース料金にプラス500円で注文できる。そのままスプーンで口へ運んだり、バゲットに付けて食べたりと存分に味わいたい（昼のコースより）

「ランチ営業は、夜にいらしてくださるお店のファンを増やすため。だから、なるべくわかりやすい料理に徹しています」と奥野義幸シェフ。イタリアンの定番であるトマトのパスタも、香味野菜、オリーブオイル、トマト、チーズだけのシンプルな構成。しかしながらフレッシュ感、甘み、旨みが同時に感じられ、巷で“おいしい”と噂される、このお店の底力がわかります。

「トマトのスパゲティ」。トマトソースは甘いが、「フルーツトマトのように甘いだけのトマトでは、この味にはならない」と奥野シェフ。酸味と旨みのあるトマトを選び、細かなテクニックを重ねて完成度の高い味に仕上げる（昼のコースより）

ある日の主菜の「本日の肉料理」は、やはりシンプルな「和牛の赤ワイン煮込み」。よく煮込まれたA5ランクの和牛肉は、ナイフが必要ないほどやわらかく、濃厚な赤ワインソースに絡みつきます。

「和牛の赤ワイン煮込み」。和牛肉の下には、たっぷりの白いんげん豆（昼のコースより）

シンプルにして充実のランチコースは、選べるデザートで締めくくられます。パンナコッタ、プリン、グラニテ（シャーベット状の氷菓）などが揃いますが、いちばん人気は、「マスカルポーネチーズたっぷりのティラミス」。その名のとおり、マスカルポーネのクリーミーさと、ほのかな酸味、濃厚な味わいが口の中に贅沢に広がり、食後の余韻を心地よく演出してくれます。

「マスカルポーネチーズたっぷりのティラミス」（昼のコースより）

シェフ　奥野義幸（おくの・よしゆき）さん
1972年和歌山県生まれ。米国の大学を卒業後、会社員、東京のイタリア料理数店での修業を経て渡伊。帰国後、2003年「ラ・ブリアンツァ」を開店。2016年六本木ヒルズに新店をオープン。近々、日本橋店もオープン予定。

Photo/ Kohei Nakamoto
Text/ Noriko Yokota

〈おすすめコース〉

昼 3,000円　※税込・サービス料なし

・前菜　・パスタ　・メイン　・デザート　・食後の飲み物

※食材の入荷状況等により、メニューが変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。

〈カード会員様特典〉

食前酒（スパークリングワイン）またはソフトドリンクを1杯サービス

◆特典条件
昼のコース（3,000円以上）をご予約の方に限ります。

◆特典期間
2017年10月1日（日）→2017年11月30日（木）
※10月16日（月）・30日（月）は除く

※ご予約の際は「タカシマヤのカード会員である旨」をお伝えください。
※お支払いは、タカシマヤのクレジットカードをご利用ください。
このプランは終了しています