ゆったりと楽しむ日本ならではのフレンチ
東京・日本橋 フレンチレストラン ラぺ
日本橋で人気を博した「オーグードゥジュール メルヴェイユ」のシェフ・松本一平さんと、支配人・田中智人さんがオープンした「フレンチレストラン ラペ」。“和”を意識し、野菜をふんだんに使った軽やかなフレンチが評判を呼び、2014年10月にオープンすると、瞬く間に話題の店になった。「日本ならではの食材を使い、この国だからこそ味わえるひと皿を作りたいと思っています」と、松本シェフ。たとえば撮影時のオードブルは、なすと太刀魚を使い、あゆの魚醤と生姜のドレッシングで味付けをしている。和の素材をふんだんに盛り込みながらも、ベースとなるゼリーには丁寧にとった伝統的なフュメ・ド・ポワソン(魚のだし汁)を用い、しっかりとフレンチの味わいにまとめている。
また、秋には、静岡県産「富士朝霧高原豚」のグリルを仕上げる際、藁(わら)に包んで焼き、田園風景を思い起こさせるような香ばしい香りをつけるなど、季節ごとの趣向も凝らす。提供するメニューは、おまかせコースのみ。松本シェフの地元・和歌山から届く魚や、産地直送の農産物をはじめ、納得のいく食材を使い、季節感たっぷりのコースに仕立てている。「当店の料理は、伝統とモダンが融合した日本橋らしいもの。そんなお料理を心から楽しんでいただけるようなおもてなしを心がけています」と、支配人の田中さんは話す。“和”の心を感じるこの店だけのフレンチを、ブルゴーニュ地方産を中心に、約200種類が揃うワインとともに味わえば、大切な人との会話もより弾むはずだ。
Photo/ Akinori Maekawa
Text/ Ryoko Nakagawa
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掲載日/ 2016.9.20
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